日本の最南端の沖ノ鳥島では、海洋調査などの拠点となる岸壁などの建設が進められていて、リーフの外に施設の一部が建設されている様子が、NHKが撮影した上空からの映像で確認されました。 東京から南におよそ1700キロの沖ノ鳥島は、日本の最南端にあるさんご礁の島で、コンクリートの護岸で囲まれた2つの島のほか、観測施設があります。 この島を中心に、日本の国土面積より広いおよそ40万平方キロの海域が日本の排他的経済水域となっていて、レアメタルといった海洋資源があるとみられています。このため国土交通省は海洋調査船などが停泊できるよう長さ160メートルの岸壁などの建設を計画していて、4年以内の完成を目指し、工事を進めています。 NHKが今月14日に上空から撮影した映像では、周囲に4隻の作業船が停泊し、リーフの外には施設の一部が建設されている様子が確認されました。 沖ノ鳥島を巡っては、中国が島ではなく岩だと