電子決済大手の米PayPal(ペイパル)は15日(現地時間)、小規模店舗向けの電子決済ソリューション「PayPal Here」を発表した。iPhoneに専用のカードリーダーを組み合わせたスタイルとなっている。 PayPalはインターネットの電子決済で14年もの長い歴史を持ち、利用者は1億人に登る。現在は190か国以上でサービスを展開している。今回はじめて店舗での決済システムに進出した。 システムはシンプルで、店舗側はiPhoneとPayPalのカードリーダーを用意、一方、買い物客はクレジットカードだけがあればよく、事前にPayPalのアカウントを取得するといった手続きは必要ない。店舗側は専用アプリを起動し、買い物客から受け取ったクレジットカードをカードリーダーに通すことで決済ができる。 カードリーダーがない場合は、クレジットカードをカメラで撮影するだけでも同様のサービスを利用できるという。
米eBay傘下のPayPalは3月15日(現地時間)、カードリーダー式のモバイル決済システム「PayPal Here」を発表した。米AppleのiPhoneと米GoogleのAndroidを搭載する端末に対応する。 PayPal Hereは、端末のイヤフォンジャックに差し込む親指サイズのカードリーダーと無料のアプリで構成される。カードリーダーはVisa、MasterCard、American Express、Discoverのクレジットカードやデビットカードに対応する。小切手を端末のカメラでスキャンして利用できるほか、もちろんPayPalでの決済も可能だ。 PayPalでの決済では、支払う側がPayPalのモバイルアプリを端末(iPhoneまたはAndroid端末)にインストールしておく必要がある。ユーザーが支払いたい小売業者にアプリで“チェックイン”すると、その小売業者のPayPal H
サンフランシスコ発--新興企業が巨大なライバルの関心を引いた場合、それは懸念でもあり、賛辞でもある。 そして、米国時間3月15日午前、PayPalがSquareへの敵対心をあらわにした。Squareはサンフランシスコに拠点を置く新興企業で、中核事業は小売業者や個人が携帯電話を通してクレジットカードを受け付けられるようにするデバイスだ。 eBayの一部門であるPayPalは15日、スマートフォンのヘッドホンジャックに接続する、青い三角形のデバイスをリリースした。それは、「PayPal Here」と呼ばれる。 eBayのプレジデント兼最高経営責任者(CEO)John Donahoe氏の挨拶を皮切りに、サンフランシスコのGhirardelli Squareでデバイスの発表イベントが開催された。この場所が選ばれたのは、そこに多くの中小企業や小売業者が存在するからだ。 Donahoe氏は、新興企業の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く