有害マンガ 「業界は自主規制を」 PTA協議会が調査2010年6月8日11時24分 「PTAとして取り組むべき内容」への回答 性描写などを含む「有害マンガ」について、小中学生の保護者の多くは業界の自主規制に期待し、条例などによる規制拡大を求める声は大きくない――。そんな実態が、日本PTA全国協議会の調査で分かった。東京都の青少年健全育成条例改正案を巡る論議にも、影響を与えそうだ。 ◇ 調査は改正案提出前の昨年11月に実施。小学5年と中学2年の保護者3624人(回収率75.5%)が回答した。 子どもに影響を与える「マンガやコミック、雑誌」についてPTAに望む取り組みを選択式で聞いたところ、「有害図書の販売自主規制や積極的な対象年齢の表示を要望」が1位の47.6%、「コンビニや書店で区分陳列する運動の推進」が2位の45.2%。「自治体の規制を要望」は24.9%で5位、「有害図書の範囲拡大」は1