「家族の老人ホーム入居前に知っておきたかったこと」を、祖母の入居から2年たった今振り返る 公開日 | 2023/11/21 更新日 | 2023/11/21 らくからちゃ
読み切り漫画を読みました。面白かったです。 comic-days.com それで、面白かったついでに「このシーンだけ抜いてもかなりすごいな」と思うところをちょっと書いていきます。 読み切りなので読んで貰いたいのですが、一番気になった箇所は「母親とフットサルで対戦することになった少年が母親に勝つために家を(わざと?)散らかして家事の量を増やして嫌がらせをするところ」です。このシーンだけでこの家庭の問題点がガーっと浮き上がるの、何て言うかすごいなあと思いました。以下家族のそれぞれの視点でこの行為を中心に見ていきます。 ○息子(圭人) 彼はなかなか性悪に描かれてますが、10歳という年齢ということもあり第二次反抗期なんだろうと思います。要は親離れの時期なのです。この作品のテーマのひとつが「子離れ」でもあるので、こう言った強烈なギャングエイジ全開の子供が出てくるのはアリかなあと思います。それに弟がい
パパと会わなくなって7年経った。 死んでしまったわけではない。パパは私が住む家から歩いて1分ほどの場所に住んでいる。でも会わない。 喧嘩をしたからだ。 私が18になったとき、私とパパは警察が来るほどの大喧嘩をして、それ以来いちども顔を合わせていない。 私のパパはセネガル人だ。アフリカの西の、イスラムの国の人間だ。 私の本名には苗字がふたつ付いていて(戸籍上片方の苗字は名前扱いになっているけど)、パパの家系の苗字はセネガルの由緒ある聖人の家系の印として付けられているらしい。 パパが言ったことなので本当かは分からない。でも実際、時々知らないセネガル人から「ごきげんようプリンセス」とメッセージが届く。くるしゅうないぞ。 今でこそ横浜の片田舎で祖母の作った鯛のあら汁を啜るどこにでもいるプリンセスこと私だが、パパと暮らしていた幼いころの家の様子はやはり他とは異なるものだった。 壁いっぱいに飾られた教
実家の両親が同時に倒れるピンチを経て気付いた「夫婦のコミュニケーション」で大切なこと #夫婦 公開日 | 2022/08/01 更新日 | 2022/08/01 はせおやさい 仕事や子育てが一段落したタイミングでは、この先の自分たちの暮らし、親世代の介護への関わり方など、夫婦のこれからについて考える機会が多くあると思います。 しかし「自分はこうしたくても、相手の事情もあるし……」など、夫婦とはいえ切り出しにくい場面も少なくないはずです。そんなときに、夫婦で互いの意思を尊重しつつ、納得のいくコミュニケーションをするには、どうすればいいのでしょうか? 夫と子供と3人で暮らすブロガーのはせおやさいさんは、育児や実家の問題などについて、日頃から夫婦間で積極的に話し合うようにしているそう。しかしもともとはせさん自身は、家庭の中で自分の意見をあまり言えないタイプだったといいます。 そこで今回は、そんな
1月半ばに、独り暮らしだった父(84)が遠く離れた実家の自室で倒れて亡くなっているのが見つかった。死後1週間経っていた。 1週間前から嫌な予感がしていた。朝方目を覚ますと、寝室のドアが大きく開いて廊下の電気がついていたことがあったのだ。大寒の最中、ドアを閉めずに寝ることなどあり得ない。寒い空気がひんやりと寝室に流れ込んでいた。誰が開けたんだろう。この家には私しかいないのに。 その時にもう私の心は父の死を知っていたように思う。 父は名にちなんで自分のモノに「chika」と書いていた。本人をそう呼んだことはないけれど、私はSNSでユニークな父のことを書くときに「チカさん」と書いていた。それに従って、ここからは父のことをチカさんと書いていく。 2020年夏、姥捨山に私を捨てて、と母は言ったチカさんが独り暮らしになったのは、2020年夏に母(82)が熱中症で倒れてからだ。母は2020年の年初から、
おつかれ。 なかなか病識持てない、ないし病気を否認している患者の家族の苦労、本当に大変だなーと思います。 診断について医師は「このままでは」認知症になると言っていたようですので、診察時点では、見当識や記銘力など認知症の中核的な症状はむしろ軽度だったのではないか?と考えられます。 一方で ・以前は人付き合いが得意で話上手だった母だが、些細な事で怒ることが増え以前まで仲良くしていた友人たちと次々と疎遠になっていった ・出不精になった母 といった症状は人格変化や発動性低下をうかがわせ、アルツハイマー型認知症よりはむしろ前頭側頭型認知症も考えられます。このような症状は、医師に伝わっていますでしょうか。物忘れと関係がないと思って伝えていなければ、伝えてみると良いと思います。もちろん担当医の言ううつ病の可能性もあります。 このような症状を伝えて、診断名が変わったとしても、治療により認知機能が大きく改善
亡き父のパン屋を再開させた3姉妹=京都市東山区・Nitta Bakery 店主が急逝し、5年前に閉店した京都市東山区のパン屋を、店主の娘3姉妹が13日に復活させる。3人はそれぞれ、毎朝パンを焼き続けた父の姿を胸に京都の人気パン屋で修業を重ねてきた。ようやくたどり着いた再開の日を前に、「住民から『私のパン屋さん』と思ってもらえるよう、地元密着で頑張りたい」と意気込んでいる。 店は同区六波羅南通東入多門町で故新田雄一さんが営んでいた「ニッタベーカリー」。再開するのは長女麻記さん、次女明香(さやか)さん、三女里奈さん。 雄一さんは1983年の開店以来、常連客の好みに合わせ約80種類のパンを毎朝作り、高齢の客には食パン1斤でも自宅に届けていた。2013年10月8日に急逝し、店は翌日、閉店した。 残された姉妹は閉ざされた店のシャッターに再開を誓う内容の張り紙をして、それぞれパン作りの技術習得や資金確
最愛のおばあちゃんがお昼頃亡くなった。 朝、妹にたたき起こされた。「おばあちゃんが救急車で運ばれたって!」母親からの電話をとった妹も目を丸くしていて、なんだか現実味がなかった。 おばあちゃんは高血圧持ちで、3年前の夏もそれで倒れていた。そのときも体の衰えに「しぬしぬ…」とこぼしていたが、高血圧以外の異常はなく、薬を飲むことで持ち直していた。 今年の6月ぐらいからか、おばあちゃんは自己判断で高血圧の薬を飲むのをやめた。薬を飲むのをやめて、少し経ったごろから気温がばかみたいにぐんぐんあがった。 むしむしした空気はおばあちゃんからあっという間に覇気という覇気を奪った。おばあちゃんはまた「もうだめかもしれない」と口にするようになった。 わたしは、家族のだれよりもおばあちゃんにかわいがられていた。一人娘である母が少しやきもちを焼くほどである。 おばあちゃんは少女時代のほとんどを戦争と共に過ごした。と
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古田ラジオ @republic1963 そういえば、非モテのための婚活必勝法6:<私>時代の婚活 : http://t.co/tCOTgzcl でも書きましたが、結婚をするには収入や女性の社会進出が~みたいな話ももちろん重要だが、大前提として「子孫を作り家を再生産する」事にポジティブな印象がないと無理だとおもう。 2012-04-29 23:50:03 古田ラジオ @republic1963 (続)今まで、は自明の事で改めて表明する必要などまったくなかった「再生産する」事をポジティブにとらえ、そうする理由を改めて表明する事は結構キツい事だ。 2012-04-29 23:52:13 古田ラジオ @republic1963 (続)今まで、「再生産」に対しては、異性に対する期待値みたいなものにフォーカスしがちだったけど、それと同じぐらいに重要なのが家族関係(親子)関係なんじゃないかな。ぶっちゃけ
真剣で私に恋しなさい!!の最終回で主人公の父が主人公に 愛する人が集まって家族。家族が集まって国。 だから民は国を愛さなくてはいかん と、言っていた。が、このアニメでは「不法入国者」という「国外」の敵が設定されていた。 また、「不法入国者」に国を売る「独裁者アドルフ・ヒットラー」のような私利私欲を持った「総理大臣」という敵も設定されていた。 僕は「アドルフ・ヒトラーは悪い奴だから、ヒトラーに似た奴も全員悪い奴だ」というケガレ思想はあまり好きではない。 それに対して主人公や麻生太郎に似た良い者が戦った。「好きなものを好きというのが自然だ!愛するものを守る!」と。 つまり、良い者は愛し合っているが、その愛は国の中や家族の中に閉じているのであり、日本に入国しようとする不法入国者と言う弱く蒙昧な輩には実りの愛を分け与えないのである。愛するものは守るが、愛されない者や愛の外のものは排斥するのが愛なの
結婚できない男は12歳までにつくられる!“難婚”時代の男の子育児 (ワニブックスPLUS新書) 作者: 松永暢史出版社/メーカー: ワニブックス発売日: 2009/10/08メディア: 新書 クリック: 13回この商品を含むブログ (5件) を見る さて、今回も筋違い甚だしい書評をお送り致します。 前回は、この本の「はじめに」のところだけを取り上げており、実は本編にはまだ入っていませんでした。 まずここで、この本の章立てを紹介しようと思います。 はじめに 第1章 “難婚”時代の到来 第2章 愛しすぎる母親が「結婚できない男」をつくる 第3章 「女性に選ばれる男」はここが違う! 第4章 12歳までに育む「結婚力」 第5章 「結婚力」を育てる家族とは? 第6章 世代交代できる男が勝つ! おわりに こんな感じです。章のタイトルからも分かるように自己啓発本みたいな感じですが、ここで忘れてはならない
4歳かそこらで「オマエのねえちゃん変だ」と言われて「変じゃないもん」と泣く。「あら変だよ」と答える。「でもちぃちゃんはちぃちゃんだよ。わたしはちぃちゃんが好きで、そのことに何の影響も無い」と答える。 「変」は「変」だと、誤魔化すことはないと思った。 知識として親が教える段階ではないと思った。 「変じゃない」「変だ」とわたしと息子がやりとりしてるとこで、娘はなんか変な歌を歌って踊ってました。 年長の2月、幼稚園で3年間同じクラスだった「胸に姉と同じ手術跡がある友達」が死ぬ。葬儀に出席。棺の前で人が泣くのを見て「白雪姫みたいだね」と言う。「でももう起きない」と死を認識する。 就学。新一年生を迎える会で、障害児学級の子が稚拙な出し物を出す。外側から姉を見て、今まで屈託無く障害児学級に出入りしていたのが、数ヶ月間教室に入れなくなる。1年生の終わり頃からまた入るようになる。 「ちぃちゃんはなんで変な
「他人を支配すること」と「他人を愛すること」は、実は重なっていて区別がつきにくい。だから、常に自分のしていることを「所有や支配になってはいないだろうか」と振り返る、絶えざる意識が必要になる。原宿カウンセリングセンター所長の信田さよ子さんはそう話す。 だが、他人を支配することを愛や親密さと取り違えた人の考えを改めることはなかなか難しそうだ。人の心や行動を動かすにはどうすればよいのだろう。 信田さんは、「誉めること」がキーを握ると言う。たとえ誉める部分がまるでないような人に対しても、わずかな良い点を誉めることが、相手に考え方を変えさせる突破口になるという。さらに、カウンセリングでは相談者との間に「境界」を保つことが、よい関係を取りもつ秘訣だとも話す。仕事でのコミュニケーションでも活かせそうな話だが、その実はどうだろうか。引き続き信田さんにうかがった。 --前編では、愛の名のもとに、支配と暴力が
「家族団欒」や「お茶の間」といった言葉が実感を伴わなくなって久しい。それどころか親が子を、子が親を殺す、引きこもる子の暴力に親が悩まされる、愛し合って結婚したはずの妻を夫が殴る、といった事件を見聞きすることが多くなっている気がする。 家庭は暴力を生むリスクの高い場所になってしまったようだ。殺伐とした家族の姿を見るにつけ、「愛情が足りないからこんなことになったのだ」と思ってしまう。 だが、長年ドメスティック・バイオレンスをはじめ、家族の問題に向き合ってきたカウンセラーの信田さよ子さんは言う。「愛情こそが暴力を招く」と。 愛があれば互いを慈しみあうと私たちは思っている。しかし、家族においては、愛が憎しみを招く呼び水になっているというのだ。いったい日本の家族には何が起きているのだろう。 --最近では「婚活」なる言葉も流行り、結婚がゴールインのように思われています。恋愛中は極端にいえば「愛情を感じ
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