日本ハムは16日、春夏に向けた新商品発表会を開き、こんにゃく粉などで作ったプラントベース(植物由来)の業務用マグロを発売すると発表した。発売日は4月1日で、同社によると植物由来のマグロは業界で初めて。市場が拡大しているプラントベースフード(PBF)のラインアップを拡充し、すしチェーンなど外食向けに拡販する。グループの加工技術を生かし、こんにゃく粉や食物繊維でマグロの風味と食感を再現した。マグロ
世界中から魚介類を購入し、毎年大量のノルウェーサーモンを輸入する日本。魚は体に良い食品と一般的に考えられているものの、不自然な環境で生育されている養殖のサーモンの多くは、食べた人に健康上の悪影響を与えかねないと、米メディア「ブルームバーグ」は指摘している。 「持続不可能」なビジネス 世界の広い地域で食べられているサーモンの需要は急増し、ここ10年で3倍となっている。養殖サーモン産業はそれに合わせて成長し、世界で年間200億ドル(約2兆9000万円)にまで達した。しかしこの一大産業は、その拡大と共に世界中で数々の問題を引き起こしているという。 この問題に着目したカナダ在住のジャーナリストであるダグラス・フランツとキャサリン・コリンズは、世界のサケの養殖事業を調査し、著書『サーモン戦争』(未邦訳)を出版した。米誌「タイム」にも寄稿している二人は、ノルウェーやチリなどで育てられるアトランティック
近畿大学水産研究所の研究グループが、大豆イソフラボンの配合飼料でチョウザメのメス化に成功したと発表しました。実用化でチョウザメ養殖の生産効率が向上し、キャビアの量産が期待されます。 同大学は、チョウザメの稚魚に大豆イソフラボンの成分「ゲニステイン」を配合したえさを180日間与え、メス化が可能であるか調査。「ゲニステイン」はサプリメントとして市販されている成分で、ホルモンと同様の作用を持っています。 ゲニステインを含んだ量ごとに稚魚を3つのグループに分けて研究した結果、最も多く含んでいたグループでは、8尾中8尾が卵巣を持っていました。そのうち5尾は遺伝的にはオスだったため、オス全てがメス化していたと判明しました。 実験結果 女性ホルモンを投与したグループもつくりましたが、そちらはオス遺伝子を持つ3尾のうち2尾が卵巣を持ち、性転換していたのを確認。つまり、女性ホルモンを与えてもメス化の効果はあ
イスラエルの食品技術企業・Future Meat Technologiesが、首都テルアビブから南に約20kmのところにある都市レホヴォトに、世界初の産業用培養肉生産施設を開設したことを発表しました。上記写真はイメージではなく、Future Meat Technologiesが公開した施設の写真です。 Future Meat Technologies Launches World's First Industrial Cultured Meat Production Facility https://www.prnewswire.com/news-releases/future-meat-technologies-launches-worlds-first-industrial-cultured-meat-production-facility-301317975.html Future
中国・広州に拠点を構えるドローンメーカーのXAGは、農園にはびこる害虫を退治するために、ドイツの農薬メーカーであるバイエル クロップサイエンスと協力して、自律運転で農薬を散布するドローンの開発を行っています。その効果はすさまじく、XAGはドローンの導入によって害虫の98%を退治することができたと報告しています。 “Debug the Fall Armyworm” – XAG Combats Alien Pests with Crop Spraying Drones https://www.xa.com/en/news/official/xag/57 Drone as New Tech to Battle the Crop-Devouring Fall Armyworm https://www.xa.com/en/news/application/54 アメリカシロヒトリは北アメリカを原産と
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