タグ

生物に関するkisiritooruのブックマーク (1,709)

  • 「鏡像生命」は「完璧な生物兵器」になる可能性…38人の科学者が研究の中止を訴える

    「鏡像細胞」のリスクが明らかになるにつれ、アダマラは自身の研究室でその製造に取り組むことをやめた。この研究には複数年にわたって助成金が投じられており、それが期限切れとなったが、彼女は更新申請を行わないことにした。 現在、アダマラと他の37人の研究者は、他の科学者たちにも同様の行動を取るよう呼びかけている。 論文には、「当初、我々は鏡像細菌が重大なリスクをもたらすのかどうか、懐疑的だったが、次第に深刻な懸念を抱くようになった」と記されている。 「鏡像生命」とは何か? 鏡像生物学とは、地球上の生命が従う基的なルールである「キラリティ」の反転について研究する生物学だ。 キラリティとは、分子(糖やアミノ酸など)が右型あるいは左型のいずれかを指向するという性質のことを言う。 生命を構成する各分子には1つのキラル形態しか存在しない。例えば、DNAの骨格を形成する際に使われる糖は右型であるため、DNA

    「鏡像生命」は「完璧な生物兵器」になる可能性…38人の科学者が研究の中止を訴える
  • 【ガチ不老】信長より前から生きてるニシオンデンザメ(512歳)は老化していなかった - ナゾロジー

    「人間50年〜」と謡ったのは織田信長ですが、私たちは今や人生100年時代に突入しようとしています。 これは動物界でもトップクラスの長さになりますが、それでも私たちがまったく敵わない動物がいます。 「ニシオンデンザメ」です。 彼らの寿命は平均でも250年、最長だと512歳の個体が見つかっています。 512歳だと生まれは1500年の初めになりますから、1534年生まれの信長より年上なわけです。 「どうしてニシオンデンザメはそんなに長生きできるのか?」これは生物学者にとっての大きな謎でした。 しかし2024年7月、英マンチェスター大学(UoM)がその長寿の秘密の一端をついに解明したと報告。 それによると、ニシオンデンザメは代謝が年齢でほぼ変化しておらず真に不老の状態にあったようです。 この研究は2024年7月2日から5日にかけてプラハで開催された生物学会『Society of Experimen

    【ガチ不老】信長より前から生きてるニシオンデンザメ(512歳)は老化していなかった - ナゾロジー
  • 「奇妙な」ぶよぶよ頭の魚に水陸両生のネズミ、新種27種見つかる ペルー

    (CNN) 南米ペルーで調査旅行を実施した研究者らが、27の新種の動物を発見した。その中には「ぶよぶよ頭の魚」や半水陸両生のネズミが含まれる。 当該の調査旅行は非営利の環境団体が2022年に38日かけて実施。ペルー北西部のアルトマヨ保護林を探索した。約77万ヘクタールにわたって森林と農地が広がる同保護林には、多様な生態系が存在する。 現地は人口の多い地域だが、地元の生物多様性や生態系の状態についてはほとんど知られていなかった。研究者らは調査旅行中のデータ収集を通じ、知見の不足を解消できると期待を寄せていた。 しかし実際に発見した新種は哺乳類4種、魚類8種、両生類3種、蝶(チョウ)10種と、想定を上回る数だった。 最も驚くべき新種は水陸両生のネズミだ。つま先に水かきがあり、水中での生活に適応している。このネズミが属する半水生の齧歯(げっし)動物は「極めて珍しい」と、調査旅行を率いた研究者のト

    「奇妙な」ぶよぶよ頭の魚に水陸両生のネズミ、新種27種見つかる ペルー
  • ネズミを捕食する肉食リス、米カリフォルニア州で初確認

    米カリフォルニア州カンブリアに生息するリス=2021年5月11日/George Rose/Getty Images/File (CNN) 米カリフォルニア州で、野生のリスがノネズミを捕する行動が初めて確認された。主に木の実類を餌にするリスは肉性も指摘されているものの、げっ歯類が生きた脊椎(せきつい)動物を捕したという記録は極めてまれだった。 研究結果はカリフォルニア州コントラコスタ郡に生息する野生のジリスの生態調査の一環として、18日の学術誌に発表された。調査はリスが環境の変化にどう対応しているかを探る目的で実施された。 カリフォルニア州北部ではノネズミが増えており、調査対象地でも過去10年の間にノネズミが急増していた。同州のジリスは主に植物や種子を餌にしているが、今回、ジリスが脊椎動物を捕する様子が初めて観察され、生態系の変化に順応する能力が裏付けられた。 研究を発表したウィスコ

    ネズミを捕食する肉食リス、米カリフォルニア州で初確認
    kisiritooru
    kisiritooru 2024/12/20
    youtubeに自宅に来たリスを淡々と威力高めのエアライフルで狩猟する動画があり再生回数がかなりある
  • 鏡の世界にいる『鏡像細菌』は絶対に誕生させてはならない【共同声明の発表】 - ナゾロジー

    私たちが知る生物界とは異なる「もう一つの生命」が生まれつつあります。 それは通常の生物分子の左右をそっくり反転させた鏡像分子から作られた「鏡像細菌」と呼ばれる存在です。 現在の地球に存在する捕者の消化酵素や免疫システムは彼らに歯が立ちません。 もし彼らが自然界へと放たれたなら、現在の生態系を根底から揺るがしかねない大惨事となるでしょう。 2024年12月12日付けで、科学誌「Science」に掲載された声明では、ノーベル賞受賞者を含む38名からなるチームが「鏡像細菌(ミラーバクテリア)」の創造を目指す研究や、それを支援する資金提供を各国政府は即刻禁止すべきだと強く訴えています。 この論文の著者で、エール大学の免疫学者ルスラン・メジトフ氏は「こうしたリスクは、いくら強調してもし過ぎることはありません」とし「もし鏡像バクテリアが動物や植物に感染して広がった場合、地球上の広大な環境が一気に汚染

    鏡の世界にいる『鏡像細菌』は絶対に誕生させてはならない【共同声明の発表】 - ナゾロジー
  • 佐竹知事「お前にクマ送る」 悪質なクレーム電話対策で、県議会で発言|秋田魁新報電子版

    電子ブックの表示(ビューアー)には「issuu」というサービスを使用しています。初めて使用する場合、英語で「cookieの利用を許可するかどうか」を確認される場合があります。

    佐竹知事「お前にクマ送る」 悪質なクレーム電話対策で、県議会で発言|秋田魁新報電子版
  • 追記した:うさぎが夫に懐かない

    夫の希望でうさぎを買った。 わたしは世話が面倒だしニオイが気になるから嫌だったのだけど、 夫の気持ちを尊重して受け入れた。 そうしてうさぎを連れて帰ったら、うさぎは私にばかり懐く。 初めての家にきて緊張してた初日から、わたしの膝ではリラックス。 人見知りが慣れたら抱っこできるようになりますよ、ってペットショップの人に言われたけど、 初日から抱っこし放題。 で、夫にはずーーーっと人見知り。 そろそろお迎えして一ヶ月になる。 自分からケージをでたがるようになったし、部屋にも慣れて自由におさんぽするようになったけど、まだ夫にだけ緊張している。 手を伸ばせばびくつくし、撫でようとしたらあばれるし。 夫が好きで買ったうさぎなのに、夫が不憫すぎる。 うさぎを買ってから、うさぎが寒くないように夜通しリビングの暖房をつけるようになって、それなら節約がてらと夫婦もリビングに布団をのべて寝るようになったんだが

    追記した:うさぎが夫に懐かない
    kisiritooru
    kisiritooru 2024/12/12
    フルーツの堅い棒のおやつ(マルカンの)がある。これのおかげで、朝一番にカーテンを開けるオレを見ると「クレ!クレ!」ってゲージの中で、はしゃいでる。
  • 植物はストレス下で悲鳴を発しており蛾はこの音を頼りにどこに卵を産みつけるか決めていることが明らかに

    植物の中には脱水状態などのストレスにさらされると、超音波のクリック音で悲しげなメロディを奏でるものが存在します。そして、一部の蛾はこのメロディを聞き分け、卵を産む場所を決めるための指標としていることが明らかになりました。 Female Moths Incorporate Plant Acoustic Emissions into Their Oviposition Decision-Making Process | bioRxiv https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2024.11.06.622209v2 When They Hear Plants Cry, Moths Make a Decision - The New York Times https://www.nytimes.com/2024/12/06/science/moths-hea

    植物はストレス下で悲鳴を発しており蛾はこの音を頼りにどこに卵を産みつけるか決めていることが明らかに
  • 頭部打撃による記憶喪失をマウスで再現しその後の記憶回復にも成功! - ナゾロジー

    「頭の外の消しゴム」いえ、ハンマーの話です。 アメリカのジョージタウン大学(Georgetown University)で行われた研究により、頭部打撃による記憶喪失をマウス実験で回復させることに成功しました。 実験ではマウスたちの頭部に対して高頻度頭部衝撃(HFHI)実験を行い記憶喪失が実際に発生することを確認しました。 高頻度頭部打撃は1回1回の打撃は決して強くなく致命的なものではありませんが、打撃が繰り返し続くことで脳に大きな影響を与えます。 その後、記憶が蓄積されている細胞群(記憶エングラム)に対して強制的な活性化を行い、記憶回復が起こるかどうかを調べました。 その結果、特定の脳細胞を活性化させたマウスたちで記憶の回復が起きていることが明らかになりました。 また記憶が蓄積されている細胞群の様子を頭部打撃を受けていないマウスと比較したところ、記憶喪失の原因はニューロンの死ではなく、ニュ

    頭部打撃による記憶喪失をマウスで再現しその後の記憶回復にも成功! - ナゾロジー
    kisiritooru
    kisiritooru 2024/12/06
    花園に行ったラグビー部の同級生は練習時の衝突で高校2年と3年の記憶が戻らなかったのが怖かった
  • 牛のゲップ、海藻飼料でメタン9割削減 理研ビタミン - 日経GX

    理研品はスタートアップのサンシキや高知大学と組みカギケノリの安定養殖を目指す理研ビタミン子会社の理研品は海藻由来の飼料を使い、牛のゲップから排出されるメタンガスの削減に取り組む。スタートアップのサンシキ(東京・渋谷)や高知大学と組み、紅藻の一種である「カギケノリ」を量産し飼料にする技術の開発にメドをつけた。家畜の飼料として販売するためには国の認可が必要で、安全性を検証し、2027年度までに事業化する考えだ。高知県の周辺に生息成牛は1日に約250〜500リットルのメ

    牛のゲップ、海藻飼料でメタン9割削減 理研ビタミン - 日経GX
  • 丸紅が出荷開始…大手商社相次ぎ参入、「陸上養殖サーモン」の現在地 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    丸紅が陸上養殖で生産されたサーモンの出荷を開始した。ノルウェーのプロキシマーシーフードが静岡県小山町の陸上養殖施設で育てたサーモンを、独占販売契約に基づき国内に供給する。陸上養殖は水を濾過して再利用するため餌や排せつ物による海洋汚染を防げるほか、サーモンの輸入に伴う二酸化炭素(CO2)排出量の削減にも寄与する。世界人口の増加に伴う料需給の逼迫(ひっぱく)が懸念される中、環境に配慮しながら料安全保障の確保を推進する。(編集委員・田中明夫) 丸紅とプロキシマーは国内の鮮魚店や量販店など向けに2025年末までに約4700トン、フル稼働となる27年には年間約5300トンのサーモンの出荷・販売を計画する。サケ類の陸上養殖施設としては現時点で日最大級の規模となる。 サーモン生産は水温が低くフィヨルド(峡湾)によって波が穏やかなチリとノルウェーで海上養殖が盛んだが、排せつ物などによる汚染が問題とな

    丸紅が出荷開始…大手商社相次ぎ参入、「陸上養殖サーモン」の現在地 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • 秋田のクマ捕獲「エンドロールのあと什器の裏でクマの卵が静かに胎動してるカットが入るやつ」→誰だ熊の卵と言ったやつは!!

    こまくらかんきつとかジャムとか @jamru_fin 喝采を上げる市民の映像とエンドロールが流れたあと、什器の裏でクマの卵が静かに胎動してるカットが入るやつ x.com/livedoornews/s… 2024-12-02 09:36:05

    秋田のクマ捕獲「エンドロールのあと什器の裏でクマの卵が静かに胎動してるカットが入るやつ」→誰だ熊の卵と言ったやつは!!
    kisiritooru
    kisiritooru 2024/12/04
    ファミコンのジーザスのエンディング思い出した
  • 「殺さないで」クマ殺処分の秋田市などに抗議の電話殺到 獣医師立ち合いで麻酔後に電気殺

    秋田市のスーパーに侵入したクマを2日に殺処分した対応を巡り、処分を担った秋田県や同市に抗議が殺到している。市には同日午後6時までに計40件以上の電話やメールが寄せられ、うち9割が「殺さないで」という内容だったという。市は住宅地に現れたクマは、近隣住民の安全を第一に考え、その場で処分するのが原則と強調。スーパー内では銃が使えないことも踏まえ、県とともに獣医師が立ち合う中、わなにかかったクマに麻酔を打ち、電気で殺処分したと説明した。 クマは11月30日早朝に店内に侵入した。12月2日午前に市が仕掛けた箱わなで捕獲された。スーパーの店内では銃を使った止め刺しを行うことができず、市は県とともに、獣医師の指導のもとで麻酔で眠らせた上、電気ショックで殺処分した。電気ショックによる殺処分は一般的な手法だという。殺処分されたクマは焼却された。 市によると、クマが捕獲された報道があった昼過ぎから電話が殺到し

    「殺さないで」クマ殺処分の秋田市などに抗議の電話殺到 獣医師立ち合いで麻酔後に電気殺
  • シャチの間で「サケの帽子」が流行!実は80年代も流行っていた - ナゾロジー

    シャチの世界で”80年代ファッション”が再燃しているようです。 今から40年近く前、アメリカ西海岸沖のシャチ集団にて「サケを帽子のように被る」奇妙な行動が流行しました。 正確には死んだサケを頭の上に乗せるのですが、この流行は5〜6週間続いた後でパッタリと消えてしまいます。 ところが野生シャチの保護団体「Wild Orca」らの調査により、今年10月に再び「サケ帽子」を被ったシャチが目撃され始めたのです。 なぜシャチたちは死んだサケを頭に乗せているのでしょうか? Trend-Setters: Orcas Started Wearing Salmon Hats In the 80s https://www.animalsaroundtheglobe.com/orcas-wearing-salmon-hats-5-90288/ In 1987, Orcas Had A Fashion Of We

    シャチの間で「サケの帽子」が流行!実は80年代も流行っていた - ナゾロジー
  • 「ゴマサバ文化」福岡県でもアニサキス食中毒が増加…日本海のマサバでも身から検出、海洋環境が変化か

    【読売新聞】 魚介類に寄生するアニサキスによる中毒が増加傾向にある。博多の郷土料理「ゴマサバ」など、サバを生でべる文化が根付く福岡県では昨年、全国の中毒発生件数の1割を占めた。冷蔵で長時間輸送が可能になったことや海洋環境の変

    「ゴマサバ文化」福岡県でもアニサキス食中毒が増加…日本海のマサバでも身から検出、海洋環境が変化か
  • 美しき猛毒生物「カツオノエボシ」どこから来た? 卵も精子も未発見:朝日新聞デジタル

    青みがかった透明な体で海面を漂い、刺された時の痛みから「電気クラゲ」とも呼ばれる「カツオノエボシ」。日の海岸にもたびたび流れ着き、危険生物として知られるが、実は卵や精子などの配偶子はこれまで見つか…

    美しき猛毒生物「カツオノエボシ」どこから来た? 卵も精子も未発見:朝日新聞デジタル
  • 湖の侵略的外来魚に「勝利」、どうやった? 米五大湖のウミヤツメ

    大西洋原産のウミヤツメは、1800年代に北米の五大湖に侵入し、運河を通ってさらに広がった。(Photography by Andrea Miehls/GLFC) 北米の五大湖で、年間70億ドル(約1兆800億円)の規模を誇る漁業を崩壊寸前に追い込んだ外来魚ウミヤツメ(Petromyzon marinus)の駆除プログラムが、まれにみる成功を収めている。数十年におよぶ努力の末、人類は侵略的外来種の広大な湖全域における制御に成功した。世界でも類を見ない、野生生物管理の成功事例だ。 ヤツメウナギの仲間で大西洋原産のウミヤツメは、100年以上前に人間の活動によって五大湖の全域に侵入し、サケやレイクトラウト、ウォールアイといった在来種をい荒らすようになった。 「ウミヤツメは、ただ泳いで入ってきただけです。我々人間が運河を建設して扉を開けてしまったのです」と、ウミヤツメの管理に取り組む五大湖漁業委員

    湖の侵略的外来魚に「勝利」、どうやった? 米五大湖のウミヤツメ
    kisiritooru
    kisiritooru 2024/11/26
    家族写真(恐怖)
  • サーベルタイガーのミイラを発見、ついに本当の姿が明らかに

    2020年、マンモスの牙の発掘作業をしていた作業員が、シベリアの永久凍土の中で約3万2000年前のサーベルタイガーの子どものミイラを発見した。(PHOTOGRAPH BY Alexey V. Lopatin) さまざまな復元図や博物館の模型のほか、映画『アイス・エイジ』シリーズにも登場するが、サーベルタイガー(剣歯虎)が実際にどんな姿をしていたのか、古生物学者はおよそ200年ものあいだ疑問に思ってきた。見つかるのは骨の化石と足跡だけで、長い牙を持つこの肉動物の当の容姿はずっと謎だった。だが、シベリアの永久凍土で3万2000年前の子どものミイラが見つかり、ついに外見を披露した。論文は11月14日付けの学術誌「Scientific Reports」に掲載された。 「素晴らしい標に大興奮しています」と、カナダ自然博物館の古生物学者であるアシュリー・レイノルズ氏は喜ぶ。なお氏は、今回の研究に

    サーベルタイガーのミイラを発見、ついに本当の姿が明らかに
  • 猫の体調が悪い時に10万、20万円払えない人は飼ってはいけないと思う→賛同の声が集まる「それも立派な愛猫家」

    ひょん介 @catbkau なんで、好きなのに、飼わないかというと。 の体調悪い時に、 10万、20万円払えないから。 そういう人は飼ってはいけないと思うんだわ。 2024-11-18 18:17:19

    猫の体調が悪い時に10万、20万円払えない人は飼ってはいけないと思う→賛同の声が集まる「それも立派な愛猫家」
  • ヘビの肺を食べて殺す寄生虫「舌虫」が急拡大、米フロリダ州

    米セントラルフロリダ大学の生物学者ジェンナ・パルミサーノ氏が持つRaillietiella orientalisの標。ヘビに肺感染症を引き起こす、外来種の寄生虫だ。(Photograph by Nicolas Conzone) 今、米国フロリダ州の藪(やぶ)の中で、在来種のヘビを襲う恐ろしい病が広がりつつある。ヘビは皆、口から白っぽくて細長い寄生虫を出して死んでいる。もやしのようなこの寄生虫の名はRaillietiella orientalis)。ヘビの体内に入ると、死に至るまで肺をべるという。 R. orientalisに感染した在来種のヘビが最初に見つかったのは、2012年、フロリダ州南部でのこと。発見者はフロリダ大学と提携する侵入生態学者のメリッサ・ミラー氏だった。 同氏はその後、感染源を、1990年代半ばにアジアから米国に入ってきた侵略的外来種であるビルマニシキヘビ(Pytho

    ヘビの肺を食べて殺す寄生虫「舌虫」が急拡大、米フロリダ州