サッカーJ1川崎フロンターレのDFジェシ選手(31)が11日、川崎市麻生区の市立片平小学校を訪問し、6年生約100人にクラブの選手が題材となった算数ドリルを配った。 2009年度から続くクラブの地域貢献の一環で、113の市立小学校に1万3500部を配布する。長男のカイキ君(6)が同校に通う縁もあり配布役に選ばれたジェシ選手は「文字を使った式」のページなどに登場している。 ジェシ選手は「自分も算数が大好きだった。ドリルを使って算数を好きになり、ドリルで知った選手を応援してほしい」などとあいさつ。クラブによると、「日本語を勉強することは今後に役立つ。日本でも友人ができる」という思いから、新1年生のカイキ君を自宅近くの同校に通わせているという。 ジェシ選手は一人一人と握手しながらドリルを手渡し、児童は「オブリガード!」とポルトガル語で感謝の気持ちを伝えた。子どもたちからは「サッカー選手にな