そんな季節にあやかって、今日は皆さんにも「受験」していただきたい。 「PISA」(Programme for International Student Assessment)をご存知だろうか。OECD加盟国の15歳を対象に行われる世界的な学力テストである。テスト科目は「読解力」「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」の3分野で、毎年、どれか1つが重点的に調査される。2006年のテストでは科学的リテラシーが中心に調査され、日本は参加した57カ国のうち、香港や台湾についで5位だった。決して低い順位というわけでもないが、2000年は1位、2003年は3位だったので、順位の低下が大きな話題になった。 PISAは3年おきに行われる。ということは、2009年はPISA開催年なのだ。文部科学省の担当者いわく、「2006年の結果を受けて、理数教育や言語教育などに力を入れてきました」とのこと。 ところで、