アメリカのトランプ大統領は、隣国のカナダについてアメリカに巨額の貿易赤字をもたらしていると批判し、カナダはアメリカの51番目の州になるべきだという考えを改めて示しました。 トランプ大統領は訪問先の南部ノースカロライナ州で24日、記者団に対し、「われわれはカナダとのあいだで毎年2000億ドルを失っている。カナダで自動車を製造し、木材を売ることを許しているからだ」と述べ、カナダがアメリカに巨額の貿易赤字をもたらしていると批判しました。 また、カナダのトルドー首相と会談した際のやりとりについてトランプ大統領は「『もしアメリカがカナダを補助しなければどうなると思うか』と尋ねると、彼は『国が破綻してしまうだろう』と答えた。『それならば、アメリカの1つの州になるべきだ』と言ったのだ」と明らかにしました。 そのうえで、「カナダがアメリカの51番目の州になるのを見てみたい。そうなればカナダの市民は相当な減