大阪府教委は1日、府立高校の女性の民間人校長(57)を地方公務員法違反(営利企業の従事制限)で減給1カ月(10分の1)の懲戒処分とした。過去に代表を務めた会社の業務を校長就任後も行ったとしている。報酬は得ていないが、校長は「経営が心配で放置できなかった」と説明しているという。2002年度以降、民間人校長23人が府立学校に採用されているが、懲戒処分は初めて。 府教委によると、校長は昨年4月に就任し、今年1月ごろまでの間、勤務中に校長室のパソコンから社員に業務指示をメールで送ったり、勤務時間外に経営方針についての指示書を社員に配ったりしたという。12年末まで会社の代表だった。現在同社は親族が経営しているという。昨年11月、府教委に情報が寄せられ調べていた。 一方、府教委は1日、今年度の府立支援学校の入学式の君が代斉唱で、職務命令に反して起立・斉唱をしなかったとして男性教諭(53)を戒告処分にし
大阪市立桜宮高校の体罰問題は、橋下徹大阪市長の政治パフォーマンスの場となり、本質的なことが議論されずに終わってしまいそうである。「週刊新潮」で京都大学の佐伯啓思教授が橋下的手法をこう批判している。 「橋下市長がかねてから目の敵にしていた教育委員会に圧力をかけたいという思惑も露骨に感じますが、いくらなんでも入試の中止や廃校の可能性にまで言及するのは無茶苦茶な話です。 高飛車な姿勢はいつもと変わらないけれど、権力をあまりにも軽々しく行使し過ぎている。さらに、桜宮高校の問題では、お亡くなりになった生徒が絶対的な正義になっています。橋下市長は、被害者側のそうしたムードに寄りかかって過激な発言を繰り返している。 その場合、橋下市長に反論することは簡単ではありません。だが、実態は、行政の長という立場まで利用し、正義の名を騙る暴力装置になってしまっているのです」 「週刊文春」も橋下市長が「教育の場を一瞬
大阪府泉佐野市の千代松大耕市長は9日の記者会見で、同市立すべての小中学校に対し、府独自に実施している学力テストでの平均正答率の目標値と、それを達成するための学力向上策を10月中に各校に提出させ、2013年度の当初予算編成に反映させる方針を明らかにした。 市長は「提出しない学校はやる気がないと判断する」とした上で、「目標を明確に定め、それに向け取り組む姿勢を示してほしい」と話した。
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