電子書籍ならでは 「個人ですぐに出せる。話題になっているテーマを素早く発信するにはとても便利」。東京都内のコンサルティング会社に勤務する小林啓倫(あきひと)(39)は、電子書籍で自費出版した感想をこう話す。実感したのは、執筆から出版までの期間の短さだ。 小林は昨年11月、米流通大手のアマゾン・ドット・コムが運営する自費出版サービス「キンドル・ダイレクト・パブリッシング(KDP)」(〔1〕)を利用して、電子書籍『3Dプリンタの社会的影響を考える-英国の政策レポートをもとに』(〔2〕)を出版した。執筆期間は、同年11月初めからの約2週間。新書を中心に紙の本でも複数の著書がある小林は「紙の場合は、出版社とのやり取りで数カ月の期間が必要になるが、電子出版は圧倒的なスピード感を出せると思った」という。 数十万~100万円超の費用を要する紙での自費出版に比べて、電子書籍の自費出版はコストをかけなくても
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