「もはや1日3食という食事スタイルは過去のものになった」――。味覚や香りを科学的な指標で評価する味香り戦略研究所。昨年11月下旬、同社はこんな驚くべき調査結果を発表した。生活スタイルの多様化に伴い、「1日3食」という食のスタイルが崩壊。若年層を中心に、1日5食スタイルに変化しているという。小売りや食品・飲料メーカーにとってみれば、ここに新しい商機がある。味香り戦略研究所の“味覚参謀”、菅慎太郎氏に話を聞いた。 (聞き手は日野 なおみ) 菅 慎太郎氏 味香り戦略研究所味覚コンサルタント、口福ラボ代表。1977年埼玉県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。「おいしさ」の表現を企画する口福ラボを主催し、味香り戦略研究所では「味覚参謀(フェロー)」としてマーケット分析、商品開発を担当。大学での講義や地方での商品開発、地域特産物の発掘、ブランド化を手がける。キッズデザインパーク講師、日本味育協会認定講師
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