2006年のRT58iの登場から4年。SOHOルーターの王「NetVolante」が名前を変え、ひかりの時代に帰還する。Interop 2010で展示されていた「X10(開発コード)」の正式製品名は「NVR500」となった。ヤマハ サウンドネットワーク事業部 開発推進部 企画・知財グループ 技師補の平野尚志氏に新製品の概要を解説してもらった。 満を持して登場した定番SOHOルーターの後継 「NetVolante(ネットボランチ)」は1998年に登場したヤマハの個人・SOHO向けのルーターブランドで、当時のコンセプトは「電話も、インターネットも、1台に統合したオールインワンルーター」というもの。ISDNをフル活用できる多彩な機能、充実したアナログインターフェイス、個人でも使いやすいGUIなどの特徴を持ったNetVolanteシリーズは、NEC「Atermシリーズ」やNTT-ME「MN128-