皆をつないでいるはずのものが逆に孤独感を生み出しているなんて、信じ難いかもしれませんが、新しい研究で、人々の孤独感が増しているのはソーシャルメディアが原因ではないかという結果が示されたのです。ピッツバーグ大学のメディア・テクノロジー・ヘルス研究センター所長、Brian Primack博士による研究で、ソーシャルメディアに1日2時間以上を費やすヤングアダルトは、1日30分以下の同じ層に比べ、社会的な孤立を感じている人が多いことがわかりました。ネット上で人と交流した後に調査対象者たちが感じているのは、幸福感ではなく、その逆の、取り残されたさみしさだったのです。 Primack博士とチームは、孤独感の直接的原因については定かではないが、おそらく、自分以外の人々と交流している友達の姿を見ることに関係があるのではないか、としています。タイムラインをスクロールしていると、自分以外の人たちが皆つながって