「若手が育たない」「上司が育てられない」と愚痴を言う人事・経営者は多い。ただ、その多くは、若手や上司ではなく、経営や人事の問題だ。育成の実作業はもちろん現場で行うが、その前に、育成の絵図(成長と儲けの階段)は現場ではなく、人事と経営で作っておかなければならない。かつて日本メーカーが強かったのは、仕事表という名の「成長と儲けの階段」を、人事と経営が作っていたからに他ならない。 トップエクステンション=LDPについての解説が終わったところで、今度は現場での一律型育成=ボトムアップ施策について考えてみたいと思います。 再度書いておきますが、えてしてHRBPがこの部分を見落としがちなことは大きな問題です。 若手社員が育たない理由は、「本人の問題」「上司の問題」ではなく、たいては、社として成長の階段があいまいであったり、もしくは間違っていることにあるのです。 以下、成長の階段とは何かをもう一度、実例
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