4.美濃部正という男~奇跡の芙蓉部隊~ 大東亜戦争末期、一部では志願の名に借りた半強制的な特攻出撃が繰り返されていたとき、特攻を拒否した部隊があるのを知ったのは割に最近のことであり、ある作品を通してであった。その作品とは小学館のビッグコミックかビッグコミックオリジナルに集中連載された航空戦記物の短編マンガの一つで、滝沢聖峰作の「明けの彗星」である。大東亜戦争の戦記を通じて、日本軍の硬直化した思考、行動パターンを何度も見てきた私は、にわかに信じられなかった。と同時に一体どんな男がこの部隊を指揮したのであろうかと言うことに非常に興味を覚えた。 後年、渡辺洋二の諸著作*1で特攻拒否部隊の名前が芙蓉部隊であり、指揮官が美濃部正海軍少佐であることを知った。軍全体の空気が「特攻やむなし、通常攻撃は意味がない」という考え、空気に支配されている時に、きちんと根拠をただしながら上層部を説得しつつ、部下達にも
【お知らせ】 ただいま育児中 2009年11月、長男が生まれました(^^。 育児という妻との共同作業(といってもまだまだ何分の一も分担できていませんが)も慣れてはきたものの、まだまだ、何かと手のかかる忙しい(しかし幸せな)毎日を送っております。 この子らの未来のことを考えると、仕事も市民運動も、これまで以上に真剣にやらねばいけない、と思われる今日この頃でありますが、絶対的に不足する時間のなかで、当面は最低限の責任を果たしていくことに専念せざるをえません。 というわけで、当面のあいだ、いろいろと不義理をはたらくことがあると思いますが、なにとぞ上記事情をご理解のうえ、あたたかく見守ってくださいますよう、お願いいたします。 (2010/02/28) 最近はフェイスブックで文章を書くことが多いので、そちらも見ていただければ幸いです。友達申請、歓迎です。こちらのサイトも、ぽつぽつ更新していこうと
地方の東京の格差の話題ばかりで恐縮だが、石原慎太郎都知事が聞き捨てならないことを言っていたので。 http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/tomin.htm 石原都知事は「東京都は昼間人口370万人のためにインフラを整備・維持している」と力を込めているが、「昼間人口370万人」というのは直感的にというか、いくら考えても「やはり東京ばかりが得している」ということの証拠にはなっても、その逆には決してならないように思われる。この「370万人」の人たちは当然ながら、単に東京で仕事や雑務だけをしているわけはなく、その行き帰りに東京で食事もすれば買い物、娯楽をしているはずであり、電車やバスの交通機関を利用することも、東京にとってプラスでこそあれマイナスではない。 そもそも、「370万人」の医療や福祉の負担に目を転じれば、そのほとんどは東京ではなく彼らが居住している近隣の県
今週号のダカーポに麻生太郎外務大臣の特集記事が 掲載されているのですが、その中に 「麻生太郎がくり返し読み直すマンガ10冊」という 一覧が載っていました。 麻生太郎がくり返し読み直すマンガ10冊 1位 『ゴルゴ13』 2位 『勇午』 3位 『風の大地』 4位 『インパクト』 5位 『なんと孫六』 6位 『ジパング』 7位 『日本国大統領 桜坂満太郎』 8位 『サラリーマン金太郎』 9位 『黄昏流星群』 10位 『蒼天航路』 記事中でのコメントではこんなことを語っています。 「マンガを読むと、今世の中で何が求められているのか、どんな人材が求められているのかが、よく分かる。例えば90年代のはじめにはオカルト系の作品が受けていた。『犬夜叉』のようなね。そういう時代にはオウム真理教事件が起きるんだ。 それならば今はどうかというとね、マンガでも、現実の世界でも、型にはまらないタイプのヒーローが求めら
第335回:AVC録画のBDレコーダ、ソニー「BDZ-X90」 〜 ホームシアターに注力した冬商戦のフラッグシップ 〜 ■ ソニーのBDレコーダ戦略 すでに発売からだいぶ時間が経ってしまったが、今回はソニーがこの冬に投入するBDレコーダのうち、フラッグシップモデルとなる「BDZ-X90」(以下X90)を取り上げる。9月に開催された「ソニーディーラーコンベンション 2007」では、同時に4モデルのBDレコーダが紹介された。 各社、冬商戦にはいろいろな特色を盛り込んできているが、ソニーの戦略は、BD一本勝負であるということである。つまりレコーダのラインナップでは、もはやDVD止まりのモデルはなく、すべてBDを搭載してきた。さらに全モデルで共通しているのが、デジタル放送をリアルタイムでMPEG-4 AVC/H.264にエンコードすることで、いわゆるDR録画よりもさらに長時間の録画を実現
精神科・りんご・考え中 精神科の領域は、以前に比べ幅広くなっています。保健福祉や教育の関係者と連携する機会も増えてきました。日頃の経験から感じていることを書いています。 ※個々の症状などについて記載していますが、これらの症状があったとしても必ずしもその病名であるとは限りません、診断や治療に関しては、直接、専門の先生の方を受診して頂きますよう、お願いします。 (当ブログへのコメントは、一時預かりしていますので、申し訳ありませんが、掲載まで少し時間がかかることがあります。) 教員の「心の病」過去最多 公立校で4675人(産経新聞)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071228-00000937-san-soci 平成18年度に精神性疾患で病気休職した公立学校教職員は4675人で前年度より497人増加し、14年連続で過去最多を更新したことが28日、文部科
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