東京五輪サイバー攻撃「想定内」 アクセス4.5億回―運営支障なく・組織委責任者 2021年12月12日07時09分 東京五輪・パラリンピックで、大会組織委員会のセキュリティー担当者が勤務した「テクノロジーオペレーションセンター」の様子。大会期間中はサイバー攻撃などに24時間態勢で対応した(組織委提供) 今夏の東京五輪・パラリンピックをめぐり、大会組織委員会には約4億5000万回の不審なアクセスや幹部を装った偽メールといったサイバー攻撃があったが、運営に支障はなかった。組織委のサイバーセキュリティーの責任者は「攻撃は想定の範囲内。時間をかけて地道な準備を徹底したことが成功の要因だ」と強調した。 【詳報】4.5億回ものサイバー攻撃を防いだ組織委責任者が明かす 東京五輪 責任者はNECネクサソリューションズ(東京都港区)の中西克彦氏(45)。2015年から組織委に出向し、担当部長としてサイバー攻