昨年最も売れたビジネス小説「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド社)の舞台である日野市が「もしドラ」にあやかった街おこしに取り組む。ベストセラーのアニメ化や映画化に合わせ、ゆかりがある場所のツアーを開き、日野の魅力をアピールする。 「もしドラ」は、主人公の都立程久保高校野球部マネジャー・川島みなみが、経営学の神様とされるピーター・ドラッカーの「マネジメント」で学んだ目標管理や役割分担をチームで実践し、甲子園をめざす物語。著者の岩崎夏海さんは日野市出身で、市内の複数の場所が物語の舞台のモデルになっている。 「もしドラ」はNHKが3月からアニメを放送。AKB48の前田敦子さん主演の実写版映画が6月に公開される。日野市は、アニメの風景にイメージされた多摩川や高幡不動尊など、ゆかりの場所へのツアーや講演会を開く予定。 有志の職員4人でプロジェ