2009年9月11日、環球時報によると、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは10日、中国で最も貧しい省・貴州省の太陽光発電システム工場が、「5年以内に中国・インド・アフリカの1000の貧しい村落に、太陽発電の街灯を導入させる」と宣言しているという。 【その他の写真】 太陽光発電システムはエコのイメージが定着しているが、北京交通大学で光学技術を研究する簡(ジエン)教授によると、電気容量1000ワット(冷蔵庫が1日に消費する電力)のソーラー板を生産するために10キログラムの多結晶シリコンが必要で、これだけの多結晶シリコンを生産するためには、2トン以上の石炭を消費しなければならないという。2トンの石炭があれば、冷蔵庫を20年間使うだけの電力を発電できる。 同紙によると、先進国の多くの企業が、それが地球温暖化の緩和に貢献すると信じて、太陽光発電システムを次々に導入している。それを受けてここ数