【ロサンゼルス=田原徳容】ディズニーランドなどのテーマパークを運営する米ウォルト・ディズニー社は17日、金属探知機の導入や、14歳以上の入園者にキャラクターなどの衣装を着る「コスプレ」を禁じるなどの警備強化策を発表した。 世界各地でテロ事件が相次いでいることを受けた措置で、東京、香港など米国外の施設も対象とする。ユニバーサル・スタジオなども同様の措置を導入予定で、米国ではクリスマス休暇を前に行楽地のテロ対策が本格化している。 ディズニー社によると、強化策では、入園時には荷物検査と金属探知機による身体検査を実施。園内でおもちゃの銃の販売も中止する。コスプレ衣装やマスク着用を禁じるのは、不審者が変装して侵入するのを防ぐ狙いがあるという。