北九州市のファストフード店で中学生2人が殺傷された事件で、逮捕された男が動機の一部について「入店前に2人と目が合ってバカにされたと思った」などと供述していることがわかりました。 ▼【写真で見る】捜査員に連れられ家から出てくる平原政徳容疑者 この事件は先月14日、北九州市小倉南区のファストフード店で、中学3年の中島咲彩さんが刃物で刺されて死亡、同級生の男子生徒も重傷を負ったものです。 警察は、現場近くに住む平原政徳容疑者(43)を中島さんへの殺人などの疑いで逮捕しています。 これまでの捜査で、中学生2人と平原容疑者の間には面識が無いとみられていますが、平原容疑者が動機の一部について「入店前に2人と目が合ってバカにされたと思った」などと供述していたことが捜査関係者の取材でわかりました。 平原容疑者は中島さんの殺害について容疑を否認していて、警察が容疑の裏付けを進めています。