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先週10月13日にクラウド利用促進機構(CUPA)というNPOが主体となって「オープンクラウドキャンパス」というイベントが開催されました。今回のテーマはPaaSです。 そのイベントの冒頭で「PaaSの動向」についてプレゼンテーションをしてもらえないか、と依頼をいただきまして、お話をしてきました。このプレゼンテーションのあと、各PaaSベンダからそれぞれのPaaSの紹介が行われる予定だったため、主眼はPaaSの歴史的な流れと、その背景にある技術を概観することにフォーカスしました。 この記事は、そのプレゼンテーションの内容を紹介したものです。本番では時間があまりなくて省略した部分もあったので、記事化にあたってはそうした点の補足もしました。 新野と申します。Publickeyというブログをやってます。それから先月くらいに「クラウド利用促進機構 総合アドバイザー」という肩書きをいただきまして、今日
Thank you for attending Cloud Foundry Summit North America. Thank you to all the attendees and sponsors that joined us virtually this year. To experience this event’s sessions, be sure to watch them on the Cloud Foundry YouTube Channel. You can also access session slides from speakers who provided them via the event schedule. We hope that you will join us for future Cloud Foundry Summits!
前回の続き。Cloud Foundryが4ホストで動いたのでその設定を書く。ネタ元はこちら→How to install Cloud Foundry on multiple hosts これでやっと、「それMicro Cloud Foundryでもできるわー」と言われなくなる。 ホスト構成 各ホスト共通のインストール手順 cloudfoundry / vcapのInstall、Step2までを実行。 必要ないサービスまで入ってしまう(例えば、mysqlはホスト4しか必要ない)が、各ホストをVMのコピーにより作成したので今回は手抜き。 各サーバ個別の設定手順 作業は全て、vcapのインストールされる ~/cloudfoundry/vcap で行う。 ホスト1 (Router) mbusのアドレスをホスト2(cloud_controller)のアドレスに変更する。 % vim router/c
調べ物をしていて、Cloud Architecture Patternsなるものに辿り着きました。 次の記事が、パターンに関する概要です。 Cloud Architecture Patterns: Overview http://www.doublecloud.org/2010/10/cloud-architecture-patterns-overview/ 別記事で、10個のパターンが解説されています。 ブログ記事ではありますが、アレグザンダーの『パターン・ランゲージ』や、それにインスパイアされて書かれた(いわゆる)パターン本の形式が、ほぼ踏襲されています。 Motivation: そのパターンを適用する前提や課題 Solution: Motivationに対する解決策 Applicability: パターンがどのように適用するか Consequence: パターンを活用した結果 Kno
4月21日から23日のあいだ、Foursquare、Quora、Herokuなど多くのサービスに影響を与えたAmazonクラウドの大規模障害。このとき実際にどのような障害が発生していて、どう対応したのか、詳しい日本語での資料がAmazonから公開されています。 この資料は非常に詳細に記されているため、短時間で内容を把握できるものではありません。そこで本記事では資料からポイントを引用し、要約してみました。 以下からの記事はあくまで独自に内容を要約したものです。正確な情報は原文をご覧ください。 今回発生した障害とは何だったのか? 今回発生した障害を手短にまとめると、米国東 (US East) リージョンにおける一部のアベイラビリティゾーンにおいて、Amazon Elastic Block Store (EBS) で読み込み、書き込み操作が行えなくなる、という現象でした。 そして障害の影響は一部
4月30日土曜日、女性限定のクラウド勉強会「クラウドってそもそもなんなの?(女子限定)」が開催されました。主催はJAWS-UGクラウド女子会とWindows Azureユーザー会女子部の合同で、会場となった品川にある日本マイクロソフトのセミナー会場には70名近い女性が集まりました(Amazonクラウドのユーザー会は「JAWS-UG」、Windows Azureユーザー会は「JAZ」と呼ばれています)。 勉強会の司会を担当したWindows Azureユーザー会女子部の安東沙織さんは、勉強会の冒頭で次のように挨拶しています。 「JAWSの方は女子会をやっているそうですが、JAZは人数の関係もあってできていないので、同じクラウドの勉強をするなら一緒にやりましょう、ということでこの女子会を企画しました。クラウドを使う女性が増えればいいなあと思います」 AmazonクラウドとWindows Azu
4/15に開催されたAgileJapanに実行委員として参加してきました。AgileJapanは3年目になりますが、もはや毎年の定番のイベントになっているように思います。 私は今回は、事例セッションの一つでコーディネータをしました。セールスフォースジャパンでCTOをされている及川さんに登壇頂き、”Inside Salesforce”ということで、どういったやり方でクラウドのソフトウェアを開発されているのかを紹介して頂きました。セールスフォース自身は、あまりテクノロジ企業であることを前面には出していないイメージですが、実際は、開発はすべて社員による内製をおこなっているそうで、実はエンジニアの多い会社なのかもしれません。 今回は、及川さんにはクラウドのソフトウェアを開発している方法がいかにアジャイルであるかを中心に説明してもらいました。ADMというスクラムをベースにした開発手法を採用していると
2010年は、主要ベンダが相次いでクラウドへと戦略の転換を示してきた1年でした。ちょうど今週末にNTTデータイントラマートのイベントで講演するための資料として、主要なベンダのそうした発表についてまとめてみたので、ここで読者のみなさんともシェアしたいと思います。 「2010年はクラウド元年であった」というプレゼンのつかみとして使えるネタだと思うので、参考にしてみてください。 今年に入ってから発表された、クラウドに関する主要各社の取り組み 主なニュースを日付順に並べました。 「クラウドの最強集団を作る」――日本IBM、社長直轄の専門組織を設立 / ITmediaエンタープライズ 2010年1月14日 「2009年から(社内で実施してきたクラウドコンピューティング関連)の教育レベルをさらに上げ、クラウドビジネスの最強集団を作る」 日本アイ・ビー・エム(日本IBM) クラウド・コンピューティング事
Google Appsを利用しているTwitterの社内情報が流出した事件は、決して人ごとではない。クラウドサービスを安全に使うための10カ条を紹介する。 最近、あるハッカーがTwitterの従業員のGoogleアカウントにアクセスするという事件があった。Twitterでは、文書作成と情報共有の手段としてGoogle Docsを利用している。ハッカーはこれらの文書を入手し、それをTechCrunchに送りつけたらしい。TechCrunchはこの情報の大部分を公開することを決めた。この一連の出来事は、Webの世界に大論争を巻き起こした――TwitterがGoogleのアプリケーションを利用したのは、賢明なことであったのだろうか? 1件のハッキングで企業秘密が暴かれるというような状況の中で、Googleは企業ユーザーの間で信頼を構築できるのだろうか? TechCrunchが盗まれた文書を公開し
App Engine/AptanaなどJavaクラウド4つを徹底比較:ユカイ、ツーカイ、カイハツ環境!(5)(1/3 ページ) Javaはクラウド戦国時代に突入! クラウドコンピューティングのブレイクとともにさまざまなクラウドサービスが提供され始めました。特に、PaaSサービスを提供する「Google App Engine」(以下、GAE)の登場はインパクトを与え、Javaに対応したGAEの類似サービスとして「Stax」「Morph AppSpace」が登場しました。GAEも遅れてJavaサポートを発表したり、統合開発環境を提供していたAptanaが「Aptana Cloud」のJava対応を行うなど、Java対応のクラウドは戦国時代に突入しました。そして、まだ動かすことはできませんが、サン・マイクロシステムズが先日のJavaOneで「Sun Cloud」を発表し、Amazon EC2に近
オープンシステムはあまりに複雑になりすぎたのではないか、と最近思うようになりました。それがクラウドやSaaSへの注目の理由であり、そしてオラクルがサン・マイクロシステムズを買収する理由ではないかと考えています。 オープンシステムの功罪 約20年前、UNIXとリレーショナルデータベースとイーサネットの登場がオープンシステムの始まりでした。ハードウェアベンダを自由に選んでイーサネットで接続し、リレーショナルデータベースを選んでその上でシステムを構築できるようになり、顧客が自由にハードウェアとソフトウェアを組み合わせる時代がやってきました。 オープンシステムにも功罪両面があります。顧客がソフトウェアやハードウェアを自由に選べるようになった結果、ベンダの囲い込みから自由になり、システム構築の主導権を顧客が握れるようになりました。先進技術を取り入れやすくなり、また技術的にはある製品を別の製品で置き換
原文(投稿日:2009/5/18)へのリンク McKinsey & Company の Will Forrest 氏による新しい討議資料(PDF)は、実際のところ「クラウド」とは何であるのかという最も基本的な問題から始まり「過剰な宣伝なし」のアプローチを取ることでクラウドコンピューティングに対する現実的な期待を設定することに焦点を置いている。 大きな将来性はあるものの、クラウドコンピューティングについて言われている宣伝文句の多くが「空騒ぎ」や非現実的な期待につながっている。 このレポートは(私の前回記事(参考記事)と同じように)クラウドコンピューティングの業界標準の定義を、それを特別なものたらしめる要因を含めて提案しようとする試みから始まっている。Will 氏によれば、現状クラウドコンピューティングには20個以上の定義が存在し、それらの大部分がクラウドサービスをクラウドそれ自体と区別せず、
【寄稿】Amazon EC2 新機能 Monitoring, Auto Scaling and Elastic Load Balancing を一通り触ってみた 2009年05月25日 シェイクソウル深海様が、AWSの最新サービス「Monitoring, Auto Scaling and Elastic Load Balancing 」について、寄稿していただきました。オリジナルは深海様のブログで掲載されております。 《 Amazon EC2 新機能 Monitoring, Auto Scaling and Elastic Load Balancing を一通り触ってみた》 5/18に Amazon AWS から発表になった Amazon EC2 の新機能は Auto Scaling や Load Blanacing など、今までユーザ側でなんとかしていた or 提供事業者が飯の種にしてい
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