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2010年1月3日のブックマーク (2件)

  • 貧しさはすべてを破壊する - 狐の王国

    バンコクへ来て10ヶ月がたった。 今年は東南アジア諸国を見てまわり、当にいろんなものを見てきてしまった。 日自治区の誕生なんていう小説めいたものも書いてしまったが、これは予測として書いたものではない。貧しい国を実際に見てきて、日が貧しくなったらどうなるのか、というのを書いてみただけだ。 意外に海外在住者のほうがおもしろいと言ってくれる人が多かったように思う。やはり実際に「日人が海外でやってること」を見てるだけに、貧しくなれば逆も当然あるだろうというのがわかるのだろう。そう、あれは日人がアジア諸国でやってることをそのまま逆に書いただけなのである。 日が貧しくなっていくことに危機感を持ってない人をよく見る。そういう人たちに、貧しいということがどういうことなのかを、知ってもらいたいのだ。 貧しければ教育も行き届かなくなる。教育が行き届かなければ差別もひどくなる。著作権なんて守る奴もい

    貧しさはすべてを破壊する - 狐の王国
  • 2030 日本自治区の誕生 - 狐の王国

    「ご覧ください、全日国民が熱狂をもって中華人民共和国首相を迎えています」 テレビのアナウンサーが、力強い声でそう話している。 映像は、東京の街に降り立つ中国の首相、そして笑顔で紅い旗を振る日人たち。 日が傾中政策をとって20年、中国以外のあらゆる国を敵にまわしながら、それでも急激な経済成長を遂げた中国に守られ、日は生き延びて来た。中国に生産拠点を移した日の製造業は、その多くがいつの間にか中国となり、中国人経営者たちによって再び活力を取り戻していた。 日政府は高騰していた日の人件費を削ることもできず、また積み重なっていた国債の返済のために、大量の円を刷った。結果、インフレーションが発生し、円の価値は急激に下落。市場に出されるようになった人民元が急騰したのもあいまって、中国企業たちはこぞって日への直接投資を開始した。日を代表する大企業が次々に買収されていった。80年代バブ

    2030 日本自治区の誕生 - 狐の王国