IT担当者が注目する、これから急成長する分野ベスト3 クラウド、セキュリティ、モバイルは鉄板で安定&需要大 米国のIT担当者の間では、クラウド・コンピューティング、セキュリティ、モバイルが、今後数年間にわたって最も成長性の高い分野だと考えている人が多いことが、IT人材会社の米国Modisが最近実施した調査でわかった。 Fred O'Connor/IDG News Serviceボストン支局 モバイルとセキュリティは 切っても切れないカンケイ Modisが米国のIT担当者を対象に、IT職とIT業界に関連する問題について実施したこの調査(回答者502人)で、「今後数年間にわたって最も成長性が高い分野は何か」という質問に対し、回答が集中した項目はなかったが、クラウド・コンピューティングの回答率が29%、セキュリティが21%、モバイルが18%で、これらが上位3つを占めた。 これらの技術は相互に
ジャパンベンチャーリサーチ(JVR)は11月4日、2011年のベンチャーファンド設立状況についての調査結果を発表した。ベンチャーキャピタル(VC)が2011年に設立したファンドのうち、ベンチャー企業を投資対象とするものは9月末時点で17ファンドで、2010年の年間の設立数である15ファンドを上回った。 2011年のファンドの調達総額は345億円(9月末時点)と、2010年の調達総額である245億円を上回っている。1ファンド当たりの平均規模は2010年並みであるものの、10億円未満の小規模ファンドが7ファンド(2010年は4ファンド)、30億円超の大規模ファンドが5ファンド(2010年は2ファンド)と、「2010年に対して二極化の傾向が見られる」(同社)という。 全17ファンド中、IT関連企業を投資対象とするファンドが2011年は8ファンドとなり、4ファンドだった2010年に比べ倍増した。ま
このところ朝日新聞デジタルに関する話題ばかり拾ってしまっているが、業界紙・文化通信の10月10日号に、日本新聞協会の会長に就任した朝日新聞社の秋山耿太郎社長のインタビュー記事が載っていた。5月に創刊した朝日新聞電子版について、現時点での会員数や課題などについて語っている。適宜感想を挟みながら発言をメモ。 朝日新聞デジタルは8月1日から課金を開始しましたが、現在の有料会員数はおよそ3万人です。本紙プラスデジタル、そしてデジタル単体の割合は7対3ほど。7割より少し多いかもしれません。1年ほどで10万人獲得が目標ですが、だんだん壁も見えてきました。最も大きな壁は、新聞販売店が読者にデジタルを勧めたとき、「無料の『アサヒ・コム』で十分ではないか」と言われること。それなのになぜプラス1000円出すのかと。そういった意見が意外と多いんです。これをどう調整していくか。無料の「アサヒ・コム」の発信を制限し
写真●ITサービスベンダーの今後について講演した、ガートナー リサーチ ジャパンの山野井 聡 リサーチ部門代表 バイスプレジデント 「国内のIT市場は成熟しつつあり、成長力は下降トレンドにある。この市場環境において、ITサービスのプロバイダはどのような成長戦略を描けばよいのか」。ガートナー リサーチ ジャパンの山野井 聡 リサーチ部門代表 バイスプレジデントは2011年10月5日、開催中の「Gartner Symposium/ITxpo 2011」で講演、冒頭でこう切り出した。 続けて、主要なITサービス分野ごとの市場動向を具体的な数字を挙げて解説した。例えば、2010年から2015年にかけての「ハードウエア製品保守」の国内市場は、金額ベースでマイナス1.5%になるという。製品価格の下落や仮想化による台数減などにより、厳しい業況にあるためだ。一方、「パッケージ・ソフトウエア製品保守」では、
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