Apple共同創業者スティーブ・ウォズニアックが宇宙企業を設立。「宇宙をみんながアクセス可能で安全な場所のままにしておくために」2021.09.14 14:10 そうこ おぅ、びっくりした。 Apple共同創業者としてしられるスティーブ・ウォズニアックが、民間宇宙企業「Privateer Space」を立ち上げたとTwitterで発表しました。ウォズは共同創設者の1人。 Privateer Spaceの目的は、宇宙を全人類にとって安全でアクセス可能な場所として残すこと。Privateer Spaceの今後の活動、詳細については、今日から17日まで開催されるAMOS Techカンファレンスの中で発表するとのこと。 A Private space company is starting up, unlike the others. https://t.co/6s8J32mjuF — Steve
「光害」という言葉を知っていますか? 「ひかりがい」と読み、過剰な光や不必要な光によって引き起こされる公害のことを指します。経済の発展、人間の生活圏の拡大により、夜空に眩しい光が散乱することでさまざまな弊害がもたらされており、世界的にも光害に注目が集まっています。日本でも、環境省がホームページで光害について解説し、光害の認知拡大、無駄な光の拡散防止等に努めているところです。 そんな、天文ファン以外では耳慣れない「光害」対策にいち早く取り組んできた自治体があります。その名も、美星町(びせいちょう)。岡山県井原市にある山間の町です。この美星町とパナソニックが組んで、「星空版の世界遺産」といわれる「星空保護区」の認定に挑戦しようとしています。現地にてこの取り組みの説明会があったので、その様子をレポートしていきましょう。 スターウォッチングコンテストを契機に、名実ともに「星空の街」へと成長美星町は
光害に配慮したLED照明 光害対策型の防犯灯・道路灯が、国内メーカー初(※1)「星空に優しい照明」の認証を取得 岡山県井原市「美星町観光協会」からの要望に応じて開発 パナソニック株式会社 ライフソリューションズ社の光害対策型のLED防犯灯と道路灯が、国内メーカーで初めて、国際ダークスカイ協会(以下、IDA)による「星空に優しい照明(Dark Sky Friendly Lighting)」の認証を取得しました。今後、「星空保護区」の認定を目指されている地区などに、「IDA認証照明器具」として提案していきます。 同認証は、光害問題に取り組むNPO団体であるIDAが認証するもので、主に、グレア(眩しさ)を必要最小限に抑えつつ、星空を見えにくくする上方への光の漏れが一切ないこと(上方光束率0%)、青色光が少ない電球色となる3000K(ケルビン)以下の色温度であることが求められます。 IDAに認証さ
財政難に苦しむ野辺山宇宙電波観測所のこれから 所員は120人から13人へ、それでも45m望遠鏡での研究継続に奮闘 立松健一 国立天文台教授 長野県の八ケ岳山麓にある野辺山宇宙電波観測所は、日本の天文学初の国際レベルの大型観測装置を備える観測所として1982年3月に開所した。建設予算総額110億円。それまでの基礎科学予算の最高額であった大型加速器・陽子シンクロトロンの70億円を超えるものであった。以来、数々の発見を成し遂げ、多数の論文を生み出してきた。 その主人公である直径45mの電波望遠鏡は、完成時に世界最大であり、現在は大きさ世界一の座こそ米国のGreen Bank Telescopeに譲ったものの、依然として世界第一線級のミリ波望遠鏡(単一鏡)である。しかし、観測所は財政難により2019年9月末に本館・共同利用宿舎を閉鎖し、所員は光熱費削減のため、面積が5分の1の観測棟に移住した。最盛
皆さまのご支援の甲斐ありまして、1月28日の16時頃に目標金額の200万円に到達することができました。 達成まで約2週間の間、たくさんの方々からご支援いただき、また温かい応援メッセージをいただきました。たくさんの方にご共感をいただきまして到達できたゴールです。支援以外にも、拡散にご協力いただいた方々にもかさねて感謝しております。皆さま、本当にありがとうございます。 今回のクラウドファンディングを通して、美星町の星空は本当にたくさんの方から愛されていて、この先何十年何百年先も美しい星空を眺めることができる環境を守る活動に、多くの方が賛同してくれていることに気づきました。 新たに目指す金額としては、【500万円】をネクストゴールとして定め、目標達成を目指し、引き続き頑張っていきたいと思います。先にご支援いただいた資金は、美星町内の照明器具を無駄な光が夜空を照らすことがなく、心やすらぐ星空にやさ
2019年、ハワイ島にある国立天文台の「すばる望遠鏡」は初観測から20周年を迎えた。長年プロジェクトに携わってきた林左絵子さんに、自らの体験を交えつつ、すばる望遠鏡の功績と日本の天文学の進化について聞いた。 林 左絵子 HAYASHI Saeko 1958年秋田市生まれ。理学博士(東京大学)。自然科学研究機構国立天文台および総合研究大学院大学 准教授。90年より、大型光学赤外線望遠鏡「JNLT」(現在のすばる望遠鏡)プロジェクトに加わり、主に望遠鏡光学系に関わる基礎実験、設計検討、製作立ち会いに携わる。98年、ハワイ観測所現地に赴任。2017年より口径30メートルの超大型望遠鏡「TMT」推進室(現在の名称はTMTプロジェクト)所属。 2019年9月、観測史上最も遠く離れた最も古い銀河の集まりが見つかった。130億光年かなたにある12の銀河からなる「原始銀河団」の発見には、米ハワイ島にある「
国立天文台プロデュース 教育現場で活用できる性能と低価格の両立を目指し、国立天文台がプロデュースしました。従来の組立式小型望遠鏡では難しかった「金星の満ち欠け」の観察や土星の環の観察も可能です。 高性能、軽量・コンパクト、安価な天体望遠鏡 レンズ、焦点距離、サイズ、鏡筒材質を徹底的に検討し、詳細な惑星観測ができる性能とコストを最適化。コストパフォーマンスに優れ 、学習教材として、入門者向けとして最適な天体望遠鏡を実現しました。
野田祥代さんは昨年、約10年勤めた国立天文台を退職。より多くの人に星や宇宙の魅力を伝えたい!と起業しました。「星や宇宙を通じて、私たちが、どれだけ広い世界に生きているか、を伝えたいんです」という野田さんのお仕事について聞きました。 自分がいる世界の全体像が知りたい ――昨年、「あいプラネット」という会社を立ち上げられました。具体的にはどのようなお仕事をされているのですか? 幼稚園や保育園、学校など様々な場所で、出張プラネタリウムを行うことを中心に、星や宇宙に関する講演やワークショップ、観察会などをしています。プラネタリウムは設備の整った場所に行って観るものと思われるかもしれませんが、今は移動式エアドームや、暗くできる場所であれば、天井や壁、スクリーンなどに投影することもできます。 一般社団法人 星つむぎの村という団体の方たちと、入院や難病で本当の星空を見ることが難しい方々にむけて病院や施設
子どもたちに夢と希望を与えるアルマ望遠鏡 「子供から、『お父さん、僕はブラックホールが見たい』と言われたので、『お父さんがきっと見せてあげるからね』と話したんです」 2012年3月5日、チリ、アンデス山脈の標高2900mにあるアルマ望遠鏡の山麓施設。 パラボラアンテナ66台が並ぶ電波望遠鏡(干渉計)アルマは、標高5000mのチャナントール高原に日米欧の国際協力プロジェクトとして建設されたが、その現場である山頂施設は酸素濃度が低いため長時間の滞在はできない。そこで、アンテナの遠隔操作などを光ファイバーを介して行う拠点がこの山麓施設だ。 この時が、私のアルマ現地の最初の取材だった。 その山麓施設で数人の日本人天文学者と声を交わしたが、その1人、若い天文学者がこんな父と子の対話を話してくれたことがずっと忘れられなかった。そこで私は、「アルマは子供たちに夢を、感動を与える」ということを忘れないよう
【事業内容】 ■世界最先端の観測施設を擁する日本の天文学のナショナルセンター 大学共同利用機関として、全国の研究者の共同利用を進めるとともに、共同研究を含む観測・研究・開発を広く推進。また、国際協力の窓口として、天文学および関連分野の発展のために活動しています。地球・太陽系から恒星・銀河・銀河団・大規模構造・膨張宇宙へとつながる宇宙のさまざまな現象の観測と理論研究を深めることによって、人類の知的基盤を豊かなものとし、宇宙・地球・生命を一体としてとらえる新たな“自然観創成”が、私たちが果たしていこうと考えている役割です。
皆さんは、「光害」(ひかりがい)って知っていますか?街灯などの照明の強すぎる明かりによって起きる影響のことをいいます。実は、今、この「光害」が全国に広がっています。星空が見えにくくなったり、食卓に欠かせない農作物がとれなくなったり…。あなたの身近なところでも起きているかもしれません。(社会部記者 杉田沙智代) 夜空に広がる満天の星。ロマンチックですよね。恋人と肩を並べて眺めたり、流れ星に願いを込めたりした人も多いのではないでしょうか。特に冬は空気が澄んでいるため、1年で最も星がきれいに見える季節です。 ところが今、この星空に異変が起きています。東京のような大都会では、当たり前でしたが、実は、地方でも、星が見えにくくなっているんです。 私たちが取材に向かったのは、愛知県東栄町。愛知県東部の山あいにあり、平成9年度には当時の環境庁に、「本州で最も星が見える町」に選ばれました。 2月10日の午前
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