【ウイグル暴動】私はこうみる 「チベット騒動」時とは異なる国際社会の反応 上海社会科学院・趙国軍研究員 (1/2ページ) 2009.7.11 01:39 新疆ウイグル自治区で5日発生した暴動は在外組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル(議長)によるテロ組織がしかけた。この「分裂分子」は6月に広東省で偶然起きたウイグル族と漢族の乱闘事件を利用し、同自治区で過去最大級の厳重な事件を引き起こした。 今回の暴動は宗教問題を主張してはいない。新疆ウイグル自治区に近接する(キルギスタンなど中央アジア)地域から入り込んだ組織も、今回は目立たなかった。もっぱらカーディルの扇動による暴動だ。 漢族はウイグル族など55の少数民族との融和と団結を求めており、差別などはない。一人っ子政策の適用除外など少数民族はむしろ優遇されている。改革開放政策で(経済的な)格差が生まれていることが不満を生んだが、例えば(