カンボジアとタイの国境未確定地域にあるヒンズー教寺院遺跡「プレアビヒア(Preah Vihear)」そばで、多連装ロケットランチャー「BM 21」を準備するカンボジア軍兵士(2011年2月7日撮影)。(c)AFP 【2月7日 AFP】ヒンズー教寺院遺跡「プレアビヒア(Preah Vihear)」周辺のカンボジアとタイの国境未確定地域で7日、カンボジア軍とタイ軍による戦闘があった。両軍の戦闘は4日連続。これまでの死者は6人に上っており、国連(UN)の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長は両国に「最大限の自制」をするよう呼びかけている。 カンボジア当局によると、7日の戦闘は、タイ軍部隊が6日の交戦による負傷者の救出作戦を行っている最中に発生した。カンボジア当局は、同国軍の兵士1人が6日夜から7日朝にかけて死亡したと述べ、タイがプレアビヒア周囲の4.6平方キロの地帯を占領しよう