謎解けるか「真の完結編」エヴァンゲリオン再映画化 2006年09月13日 90年代後半に大ヒットしブームを巻き起こしたアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」が、再映画化される。生みの親である庵野秀明監督が95〜96年のテレビシリーズを基に、新作カットも加えて4部作に再構成。テレビ版とも97年の劇場版とも違う結末を描く。謎をはらんだまま終わり「神話化」された「エヴァ」だが、「今度はきちんと決着をつける。真の完結になる」と大月俊倫プロデューサーは話す。 新世紀エヴァンゲリオン 大月俊倫プロデューサー=東京都内で 「テレビ版のようにメタフィクション的な終わり方でけむに巻いたり、劇場版のように世界が終末を迎えるような不条理なラストにしたりはしない。エンターテインメント志向で、企画当初の構想に近いラスト。ずっとやりたかったが、監督がようやくその気になってくれた」と大月さん。 「エヴァ」は、形も能力も様々な