重さは4分の1の小型VRヘッドセット実現、秘訣はマイクロディスプレイ VRヘッドセットに求められる条件の1つが、長時間の使用に耐える小型・軽量化です。ヨーロッパの研究開発機関Fraunhofer(フラウンホーファー)は、高解像度のマイクロディスプレイを使用し、現行品の4分の1という軽量化を実現したPC向けVRヘッドセットのプロトタイプを公開しました。 マイクロディスプレイを4枚搭載 Augmented World Expo(AWE)にてプロトタイプを体験したドイツのVRメディアVRODOによれば、デバイスは1,920×1,200(2,300ppi)のOLEDマイクロディスプレイを4枚搭載。ディスプレイは片眼当たり2枚で、理論上の最大解像度は4,800×1,920ピクセルです。 フレームレートは最大120Hzということですが、展示ではGPUの処理能力を考慮して60Hzでの動作となっていました