言語の設計思想として、あらゆるものをオブジェクト指向にしようという発想がある。言語の中で扱われるすべてのものが、オブジェクトとなる。 つまり、オブジェクトが先に存在して、そこにメソッドが生えているという考え方だ。 これは、オブジェクトとメソッドが密結合しているともいえる。 これに対して、もう一つのアプローチをとる言語も存在する。 データと関数の組み合わせでオブジェクト指向を実現する 一方で、オブジェクトというあくまで補助的なもので、まず先に、データと関数が存在して、その組み合わせによって、オブジェクト指向を実現しようという言語がある。 この言語の代表は、Perl, Python, Goである。 これらの言語は、関数の第一引数に、自分自身のオブジェクトを表現するものを受け取る。たとえば$selfという表現で受け取る。 sub foo { my ($self) = @_; } これらは、不完全
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