2025年の金融市場が幕を開けた。24年に続いて米国1強の状況が続くのか。ケンブリッジ大学クイーンズカレッジの学長で、独保険大手アリアンツの首席経済アドバイザーも務める著名エコノミストのモハメド・エラリアン氏に展望を聞いた。――24年の市場から学んだ教訓は。「かつては実現しないと思われていたような地政学的・政治的出来事が現実となった。中東地域での悲惨な紛争が激化し、多くの罪のない人々が命を落
2025年の金融市場が幕を開けた。24年に続いて米国1強の状況が続くのか。ケンブリッジ大学クイーンズカレッジの学長で、独保険大手アリアンツの首席経済アドバイザーも務める著名エコノミストのモハメド・エラリアン氏に展望を聞いた。――24年の市場から学んだ教訓は。「かつては実現しないと思われていたような地政学的・政治的出来事が現実となった。中東地域での悲惨な紛争が激化し、多くの罪のない人々が命を落
2024年12月、従来の健康保険証の新規発行が停止し、マイナンバーカードと健康保険証を一体化した「マイナ保険証」への移行が加速している。マイナ保険証を持っていない場合はどうなるのか、マイナ保険証にどのようなメリットがあるのかなどが十分に周知されていないのが実情だ。誤解されがちな項目を中心に、10の疑問を解説する。Q1:「マイナ保険証」でなければ受診できなくなる?Q2:「マイナ保険証」はどの程度使われている?Q3:「マイナ保険証」を利用するメリットとは?Q4:「マイナ保険証」の利用が普及しないのはなぜ?Q5:資格確認書は誰にいつ届く?Q6:病院や薬局での受け付け方法はどう変わる?Q7:「マイナ保険証」の読み込みエラーが起きたらどうなる?Q8:「マイナ保険証」を使うと共有できる医療情報って?Q9:従来の保険証は本人確認書類として使い続けられる?Q10:スマホが「マイナ保険証」になる?
5年に1度の年金制度改革が動き出す。柱は短時間労働者の厚生年金への加入拡大だ。社会保険料の発生で働き控えが生じる「年収の壁」が一変し、週20時間以上の労働で厚生年金に入る形となる。通常国会での法改正を目指す。老齢年金は一階部分の基礎年金と、会社員などが収入に応じて上積みする2階部分の厚生年金の2つ。長寿化の中、基礎年金だけでは老後資金が不足しかねない。厚生年金の受給者を増やす「適用拡大」が法改
年末年始は、家族での介護時間が長くなる傾向があります。デイサービスやホームヘルプサービスが休みになる事業所もあり、なかには、高齢者施設に入居中の家族を一時帰宅させた方もいるでしょう。そんななか、「もっと、介護をがんばらなければ」と離職を検討している人もいるかもしれません。しかし、介護に専念するほど、介護疲れやストレスはたまるケースも。「介護殺人の報道を見聞きすることが増えた」と思っているのは筆者だけではないと思います。他人事ではありません。最悪の事態を防ぐためのヒントとなる記事を紹介します。 ココがポイント高齢者が(中略)、昨年度(令和5年度)家族や親族などによる虐待件数は1万7100件で93.8%を占め、27人が死亡 出典:NHKニュース 2024/12/28(土) 被告人が自覚のないまま疲労や疲弊感を蓄積させ、解決のための選択肢を持ち合わせない中で、視野を狭くして、犯行に及んだ 出典:
フリーエディターでライターの笹本絵里さんは50代。両親は二人とも都内で元気に暮らしているが、ひとりっ子で介護知識もないという。そんな笹本さんが参加したのが、2024年11月、ジュンク堂書店池袋本店にて開催されたにしおかすみこさんと高口光子さんとのトークイベントだ。 【写真】まるで漫才? 介護のカリスマとにしおかすみこさんのトークライブがスゴイ にしおかさんは2020年から認知症の母とダウン症の姉、酔っ払いの父と同居し、その様子を赤裸々に綴っている。実家に久々に帰ったときの変化を感じ、同居を始めた時のことを綴った『ポンコツ一家』、同居から2年目、認知症も酔っ払い具合もパワーアップした生活が赤裸々に描かれた『ポンコツ一家2年目』を刊行している。 そして高口さんは「元気の出る介護研究所」の所長という肩書をもつカリスマ介護士で理学療法士。 にしおかさんが現在進行形で抱えている介護の疑問や悩みを、高
大納会30日の日経平均株価は節目の4万円台を維持できずに終えた。前営業日の大幅高の反動だが、利益確定売りの強さも垣間見えた。2025年には4万円を下値にできるか。カギを握るのは円相場だ。「投資家からは野村のくせに弱気ですねといわれます」。野村証券の北岡智哉チーフ・エクイティ・ストラテジストは苦笑する。25年末の日経平均予想は4万2000円と足元から5%高程度の水準に置いた。24年7月につけた
人々の所得再分配政策への賛否は、必ずしも自身の経済的合理性に即したものではありません。人がそうした選択をする答えのひとつが、助けることの公正さについての判断軸です。この連載の初回で、「人という字は、人と人が支え合ってできている」としたテレビドラマを紹介しましたが、世の中では人を助けることが常に正しいとは限らないようです。例えば、イソップ寓話(ぐうわ)の「アリとキリギリス」を思い出してください
前回は景気低迷で広がった政治不信が、人々の再分配政策への態度にどのような影響を及ぼすかを考えました。今回は、景気低迷で浮かび上がったもうひとつの重要な議題、異なる人種や民族間の支え合いについて考察します。経済的に苦しい時でも、人は他者に優しく、支えようと思えるでしょうか。たとえ支えることが正しいと理解していても、先行きが不安な状況で全員を支える余裕がないと感じれば、支える相手を選ぶべきだと考え
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