Shopifyでは、マーチャントと開発者コミュニティのために、テーマ開発体験を向上させるべく努めています。最近は、Reactによるテーマエディターの再構築とIE11サポートの終了などが実行されました。 こうした改善の一環として、Sassの廃止が決まりましたが、これはストアフロントでのユーザーエクスペリエンスの向上と、将来的な進化の準備を目的としたものです。短期的にはSassはShopifyテーマで利用可能ですが、わたしたちは積極的にテーマをCSSのみ使用するかたちへと移行しています。 今回の記事では、Sassを使用しない方向に動いた理由と、開発者がネイティブなCSSによってカスタムテーマの機能を維持する方法について、見ていきます。また、開発のワークフローでSassを使いたい開発者のための代替手段も確認します。 Sassのマイナス面 ShopifyテーマからSassを除くという決定にはいくつ