運転手が乗らずに自動で走行する自動運転バスの実用化に向けて、安全性などを調査する実証実験が18日から東京都内で始まりました。 実証実験には、フランスのベンチャー企業が開発し、スイスで去年から公共バスとして活用されている、ドライバーがいなくても自動で走行できる車両が使われました。 車両は自動運転の技術レベルの高さで2番目に高い「レベル4」に区分され、GPSなどで位置を測定し、センサーやカメラで障害物を検知して、あらかじめ設定されたルートを走行することができます。 実証実験では、人が近づいた場合、バスが自動で停止するかや正しく乗り降りできるかを確認していました。 実証実験は今月23日まで行われ、安全面の確認に加え、ドライバーのいないバスが、住民に広く受け入れられるかどうかを検証したいとしています。 実証実験を行うSBドライブの佐治友基社長は「ドライバーの不足に悩む地域の公共交通機関のサービスと