WBCの開催を発表したMLB第9代コミッショナーのバド・セリグ。その手腕と実績への評価は高く、昨季限りの退任が予定されていたが、オーナー会議で契約延長が満場一致で承認され、2012年まで任期が延長された 日本球界の今年のストーブリーグは、岩隈久志、西岡剛両選手のポスティング制度によるメジャー移籍(ご承知の通り実現したのは西岡1人)が話題になる一方で、横浜ベイスターズに引き続きヤクルトスワローズの球団身売り騒動が世間を賑わせた。 関連報道によれば、ほとんどの球団が依然として赤字経営状態ということで、2004年にバファローズとブルーウェーブとの球団合併に端を発した、「球界再編」がクローズアップされて以降も、ほとんど改善されていない惨状が浮き彫りとなった。 そんな中、先頃ブルワーズのプリンス・フィルダーの来日に合わせ、日本外国特派員協会でパネル・ディスカッションが行われた。参加者の1人、MLBジ