民主党の「娯楽産業健全育成研究会」(娯楽研)がパチンコの規制緩和を目的とする「遊技業に関する法律案」(パチンコ法案・遊技業法案)をまとめ、主要業界団体への意見聴取を開始するなど本格的に法案成立に向けて粛々と手続きを始めています。 法案の内容や策定手続きにはまだ議論が必要な部分が多いですが、政権与党第一党の民主党がパチンコ法案制定に向けて本格的に動き出したことは留意すべきです。 今回から4回の記事で2010年9月末現在までの動向について取り上げていきます。 娯楽研、娯楽PTとは何か 民主党は議員連盟としての娯楽研と、「新時代娯楽産業健全育成プロジェクトチーム」(娯楽PT)の活動を通じて、1999年からパチンコの換金合法化などパチンコホール企業の上場達成に向け規制緩和に取り組んできました。 (詳しくはこちら 娯楽研のメンバーの名簿と目的) 娯楽研ではカジノの合法化議論がパチンコの規制緩和に悪影