1954年千葉県生まれ。79年東京大学工学部卒業。80年日本共産党に入職。准中央委員、書記局員、党書記局長を経て2000年より党委員長。93年衆院初当選。当選8回(比例・南関東ブロック)。著書に『日本共産党とはどんな党か』、『激動する世界と科学的社会主義』など。 5週目の金曜日に特別企画を無料でお届けする恒例の5金スペシャル。今回の5金では日本共産党委員長の志位和夫氏をゲストに迎え、安倍政権による解釈改憲法案の審議が進むなど、戦後70年、日本の政治が大きな節目を迎える中、われわれは今、共産党にどこまで何を期待できるかを議論した。 安倍政権が推進する集団的自衛権の行使を認める安保法案については、民主、維新、共産、社民、生活の野党5党はここまで、結束して反対の姿勢を貫いている。志位氏は市民の強い反対によって法案を廃案に持ち込むことを目指すと力説するが、実際のところ数に優る政権与党に対抗する具体