<大炎上した声優・林原めぐみさんのブログは、一見すると至極真っ当に見える。だが、「排外主義」に強い影響を受けている部分が確かにある> 6月8日の林原めぐみさんのブログは、すべてにおいて絶妙だった。「米がない」ことへの疑問、「ちゃんと選挙に行こう」という呼びかけ、「特定の国を否定している訳ではない」という配慮、「海外からの観光客への規制を強化すべき」という主張、「日本の被災地や学生のために」という思いやり、そのどれも至極真っ当なものである。確かに、何の問題もないように見える。 だが、ところどころに見逃せない文言がある。「テレビが伝えない」、「報道規制」、「一部の海外留学生に無償で補助 日本の学生は奨学金」、「『自分の目』で判断してください」、「日本ザリガニがあっという間に外来種に喰われちゃったみたいに(※現在は削除済み)」といった文言だ。 ゼノフォビア(外国人嫌悪)というほどではないだろうが
