カルチャー 2009年07月28日 『銭』(鈴木みそ著、エンターブレイン発行)は、死にかけちゃった男のコが浮遊霊となり、出会った浮遊霊仲間とともに、この世の中の「カネの流れの仕組み」を覗き見ていく話である。というと突拍子もない話に聞こえるかもしれないし、浮遊霊とかいう設定にひっかかりを感じる人もおられるかもしれないが、もし立ち読み可能な本屋さんやマンガ喫茶に行く機会があれば、ちょっと試しに数ページでいいからめくってみて欲しい。浮遊霊うんぬんがふっとぶほどの「銭」の情報量に圧倒されるはずだ。 しかも、その「銭」の流れはうまいこと現代のツボを突いていて、「カフェを起業するときの金勘定の流れ」や「メイド喫茶の値段」、「ペットブリーダー」「ホスト」「葬式」と誰もが一度は「実際内部で何がどーなって、あの値段になってるんだろう?」と思ったことのあるようなネタが満載。しかも「そこまで描くか!?」というく
iPhone 3G Sに触った! 日本語音声コントロールのレスポンスに感動:WWDC 2009現地リポート(1/2 ページ) Worldwide Developers Conference 2009(WWDC 2009)の基調講演で最大の目玉といえば、カメラ機能の強化と大幅なスピードアップを実現した新型iPhone「iPhone 3G S」だ。もっとも、このiPhone 3G S、フィル・シラー上級副社長による基調講演中も、スライドには表示されたものの、実機が出てくることはなかった。アメリカでは約10日後に発売されるというのに、本当にきちんと動いているのだろうか。 この疑問は、WWDC 2009基調講演の直後に行われたグループインタビューセッションで氷解した――筆者は幸運にもグループの中で、ただ1人、このiPhone 3G Sを音声操作する幸運に恵まれた。そのときの模様をお伝えしよう。なお
今年に入り、突如としてフォーカスされたPCのジャンルがある。ASUSのEee PCをはじめとする低価格小型ノートPCだ。UMPC(Ultra Mobile PC)、ネットブックなどとも呼ばれ、5万円程度で売り出され、気軽に買える価格と持ち運べる小型軽量を実現したことが人気の秘密。さらにインテルの新しい小型機器向けのAtomプロセッサが登場したことで、ブームの第2幕がスタートした。 最近では、イー・モバイルの契約とセットで購入すると、100円でEeePCが購入できたり8月中に発売予定のAspire Oneまでもが9980円で購入できたりする。ますます注目が高まっている小型低価格PC市場の中から今回は、10万円以下、1kgを少し超える程度までの製品をまとめた。
先週金曜日、話題のiPhoneが発売。よくもここまでと変に関心するほど大きな話題になっているが、筆者も1台iPhone 3Gの16GB(白)を入手した。いわゆる日本のケータイ文化におけるiPhoneの記事は、筆者には全く求められていないと思うので、ここではPC環境と共に使う、情報端末としてのiPhoneのレビューを今回のテーマとした。 ●iPhone発売イベントに苦言 と、その前にiPhone発売における販売面の混乱について、簡単に私見を述べることにしたい。 筆者はiPhone入手のための騒ぎをもちろん知っていたので、騒ぎが落ち着いた頃に入手できればいいと考えていた。筆者の普段の仕事スタイルからすると、近距離の新幹線チケットを予約、購入してFeliCaでそのまま新幹線ホームに入れるおサイフケータイは外せない。だから現在使っているP905iの契約内容を変更し、iPhoneはプラスαの端末とし
パナソニックのモバイルノートPC「Let'snote」シリーズがついにSSDの採用に踏み切った。5月17日に発売される2008年夏モデルでは、同社直販のマイレッツ倶楽部で購入できるシリーズ最上位機種の「Let'snote R7プレミアムエディション」で、HDDの代わりにSSDを選べるようになっている。Let'snote R7は、もともと光学ドライブを内蔵しない1スピンドル構成なので、SSDを選択するとゼロスピンドル構成になるわけだ。 ボディのデザインに変更は見られず、春モデルで好評を博した100台限定の「プロミネントレッドモデル」が用意されなかったのは少し残念だが、ゼロスピンドル構成のLet'snote Rが登場したのは多くのモバイルノートPC愛好家にとって注目すべきトピックと言える。 ここではLet'snote R7プレミアムエディションのSSD搭載モデルとHDD搭載モデルを入手できたの
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