“家電俳優”として人気を集めていた俳優・細川茂樹。前所属事務所との契約問題を扱ったTBSの報道に、BPO(放送倫理・番組向上機構)が「放送倫理上問題がある」と決定を下して注目が集まっている。 前事務所から一方的に契約を解除されたことをめぐり細川は、2017年1月に契約解除の無効確認を求めて東京地裁に申請。2月に前事務所側に契約続行を命じる仮処分が決定され、その後、5月に契約終了となった。 しかしTBSは同年12月放送の『新・情報7days ニュースキャスター 超豪華! ランキング2017決定版』で、この仮処分の内容に触れないまま「所属事務所からパワハラを理由に契約解除を告げられた」「契約終了というかたちで、表舞台から姿を消した」などと放送。細川が過去に発した「誰に何を言われようと、やんちゃに生きていきますね」というVTRも流れるなど、細川のパワハラを印象づけるような報道がなされたのだ。 放