「戦場変えた米テック2社」 我が国では世界トップレベルのソフトウェア企業の米パランティア・テクノロジーズの知名度は低い。 だが、最近になって同社最高経営責任者(CEO)のアレックス・カープ氏の名前が主要メディアで散見するようになった。 日本経済新聞(2月21日付朝刊)7面オピニオン欄に英誌エコノミスト(2月18日号)の記事を翻訳した「戦場変えた米テック2社」が掲載された。同記事の触りを紹介する。 《……カープ氏は大胆にも自社は、ウクライナ軍が敵に狙いを定める方法を変え、テロとの戦い方も一変させたと語る。加えて、自社の膨大なデータを解析するソフトは新型コロナのパンデミック(世界的大流行)中に何百万人もの命を救ったとも言う。この全部が真実と言えないかもしれないが、パランティアが戦場でも北大西洋条約機構(NATO)の情報網の一部としてもウクライナを支援していることに、ほぼ疑いの余地はない》。 同