2022年度の問題行動・不登校調査で、全国の小中学校で不登校だった児童生徒が過去最多の29万9048人と21年度から22.1%増えたことが3日、関係者への取材で分かった。新型コロナウイルス禍で生活リズムが乱れやすかったことなどが影響した可能性がある。文部科学省が近く発表する。小中高校などで認知したいじめも過去最多の68万1948件で、21年度から10.8%増えた。身体的被害や長期欠席などが生じ
【追記あり】 しゃあねえ一肌脱ぐか。 引きこもり歴10年後に社会復帰して、現在正社員で貯金700万の中年独身オッサンだ。 俺の場合は長期の引きこもりのせいで限界まで自信無くなっていたので バイト求人の電話かけるくらいなら自殺するほうが心理的抵抗感が少ないような極まりきった状況だった。 引きこもり始めて5年目にこりゃもう鬱だから働けないんだそうに違いないと精神科の門を叩くが、大したことなかったらしく軽い抗不安薬のみ処方される。 その後、抗不安薬パワーでバイトの面接に応募するも、退化した体に工場作業はキツすぎて一ヶ月経たずに止めた。 その後、逃避行動として資格の勉強を始め、業務独占資格を二つほど取った。これが後で生きてくる。 そしてネットで見たサポステに応募。カウンセリングとグループワークをしばらく続ける。 これは本当にありがたかった。 周りはみんな自分と同じダメ人間なので、数年ぶりに引け目の
加藤厚労相(右から2人目)にひきこもり定義見直しの提言を手渡す自民党議連の下村博文会長=7日、東京都千代田区 自民党のひきこもり支援推進議員連盟(会長・下村博文衆院議員)は7日、「原則的に6カ月以上、家庭にとどまり続けている状態」としているひきこもりの定義の見直しを加藤勝信厚生労働相に提言した。長期化、高年齢化が進み、80代の親と50代の子が困窮する「8050問題」が深刻になる中、早期に支援を受けられるよう期間短縮が必要だと判断した。 現在の定義は、精神科医らで構成する厚労省研究班が2010年に作成したガイドラインに盛り込まれている。精神疾患の有無の判断、受診といった治療面に重点が置かれ、臨床現場での知見などを基に「6カ月」という期間が設定された。 当事者や家族からは「実態にそぐわない」との指摘があり、厚労省は初の支援マニュアル作りに着手。一人一人の困り事に応じ、安心できる居場所の確保や、
外出をほとんどしない状態が長期間続くいわゆる「ひきこもり」の人は、15歳から64歳までの年齢層の2%余りにあたる推計146万人に上ることが、内閣府が去年11月に行ったアンケート調査でわかりました。ひきこもりになった主な理由の1つとして、およそ5人に1人が「新型コロナウイルスの流行」をあげ、コロナ禍での社会環境の変化が背景にあることをうかがわせる結果となりました。 内閣府は、いわゆる「ひきこもり」の実態を把握するため、去年11月、全国の10歳から69歳の合わせて3万人を対象にアンケート調査を行い、1万3769人から回答を得ました。 このうち「生産年齢人口」にあたる15歳から64歳までの年齢層では、広い意味で「ひきこもり」と定義している「趣味の用事のときだけ外出する」や「自室からほとんど出ない」などの状態が6か月以上続いている人は、2%余りで、推計でおよそ146万人に上るとしています。 年齢層
「僕の弟も、“ひきこもり死”でした。だから兄弟の立場の気持ちがよくわかります」 その話を初めて聞いたのは、4年前の夏でした。私は、神奈川県横須賀市でひきこもりの末に亡くなった、56歳の男性「伸一さん」とそのご家族の取材を進めていました。 その過程で、10年以上親交のあった池上さんに、ひきこもりの“専門家”として話を聞いていた際に、不意に漏れた告白でした。 「伸一さん」が過ごした家 「この家族はうちとそっくりです…。弟に生前、『お兄ちゃん、僕のことは(記事に)書かないで』と言われたことがありました。公にはしていないので、他言しないでくださいね…」 ところが最近になって、池上さんは家族会などの場で、弟や家族について少しずつ語るようになっていました。 その理由を尋ねると、8050問題が進行し、親が病気になったり亡くなったりする局面にさしかかる人が増える中、ひきこもり当事者の兄弟姉妹からの相談が次
ぼっち・社会的引きこもり状態の韓国青年、ソウルだけで13万人 韓国19-39歳の青年調査、就職失敗などで一人っきりの生活選択 ソウルに住む満19-39歳の青年の4.5%に相当する約13万人が孤立(独りぼっち)・隠遁(いんとん、社会的引きこもり)状態と思われるとする調査結果が出た。孤立・隠遁青年の55.6%はほとんど外出せず、主に家の中だけで生活していることが分かった。このうち、主に家の中だけで生活する期間が5年以上と長期化した青年の占める割合も28.5%に達した。 ソウル市は、昨年5月から12月にかけ、満19-39歳の青年が居住する5221世帯の青年6926人を対象にオンラインで実施した孤立・隠遁青年の実態調査結果を18日に発表した。地方自治体レベルで孤立・隠遁青年の実態調査を行ったのは今回が初めてだとソウル市は説明した。調査の結果、ソウル市に居住する青年のうち孤立・隠遁青年の占める割合は
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人口およそ70万の東京・江戸川区がひきこもりの可能性がある15歳以上のおよそ25万人を対象に初めて大規模な調査を行いました。 その結果、14歳以下の不登校の子どもなどと合わせ、区内に9000人余りのひきこもりの人がいて40代が最も多く、女性が男性よりも多いことなどがわかりました。 専門家は「潜在化したひきこもりが行政につながったという点で、新たなひきこもり支援の在り方としても注目される」としています。 区民70万人の76人に1人がひきこもり 江戸川区の調査は、およそ70万の区民のうち、14歳以下は不登校の情報が把握できているとして除き、15歳以上の区民のうち、給与収入で課税がない人や介護や障害など行政サービスを利用していない人がひきこもりの可能性があるとしておよそ18万世帯の24万6000人余りを対象に去年、初めて行い、8日その結果を発表しました。 調査は用紙を郵送する形で行われ、回答がな
2019年、家族が高齢化し80代の親が子を支える「ひきこもり家族の高齢化問題」、いわゆる「8050問題」がクローズアップされました。「ひきこもり」は家からまったく出ない人のことだけではありません。内閣府などによりますと、ひきこもりの定義には、たとえ家から出ても、家族以外との交流がほとんどない状態やコンビニや趣味以外に外出しない状態が半年以上続くことも含まれます。中高年(40~64歳)のひきこもり当事者数は約61万人。若年層(15~39歳)の約54万人を上回ります。 「自分はおいてけぼり…」自宅に引きこもって35年が経ったある日、女性はつぶやきました。 抜け出したくても抜け出せない、ひきこもる中高年の苦しみの告白でした。 本記事では、あるひきこもり女性とその家族を通じ、ひきこもりの“家族”だからこそ伝えられる「8050問題」の現実を伝えます。 2019年。愛知県の市営団地で91歳の父と暮らす
「ひきこもり」の人たちへの支援について考えるセミナーが大阪 泉佐野市で開かれ、参加した専門家は、「ひきこもり」という表現についてほかの人との心理的な距離がある状態を反映していないとして、変更するべきだと提言しました。 このセミナーはひきこもりの人たちを支援しているNPO法人が開き、行政の担当者や当事者の家族などおよそ150人が会場やオンラインを通して参加しました。 この中で、ひきこもりの実態に詳しい山口大学大学院の山根俊恵教授は、新型コロナウイルスの影響でひきこもりの人たちが行政の窓口などで相談できる機会が減っているとしたうえで、コロナ禍でも相談できる体制を確保することが重要だと指摘しました。 そして、山根教授は、「ひきこもり」という表現によって室内に閉じこもっているというイメージが広まっているものの、実際には買い物などで外出する人も多いとして、ほかの人と心理的な距離があることを表す、「社
昨今、40代以上のひきこもりが若年層よりも多いことが明らかになり、衝撃が走っている。それにより、80代の親が50代の子供を養う「8050問題」が勃発。しかも中年から突然ひきこもりになってしまう人が半数を超え、高年齢化が進んでいるひきこもりたちに今、何が起きているのか。実際にひきこもりになった50代の男性2人を取材した。 61.3万人――’19年、内閣府が40~64歳の5000人を対象にした「生活状況に関する調査」(集計期間:’18年12月7~24日)で明らかになった、中高年ひきこもりの推計である。 かつて内閣府は、ひきこもりは青少年問題だと捉えていたため、40代以上の調査は初めて行われたのだが、15~39歳の合計54万人を上回り、ひきこもりの高年齢化を示すものとなった。また、潜在的な人数を合わせると100万~200万人は存在すると主張する専門家も少なくない。さらに中年以降にひきこもりを開始
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■「独り」をつないで ひきこもりの像]第2部 沖縄と8050問題 母亡き後(1) 「ケン、行こう。ちゃんとした生活に戻ろう」-。今年3月、本島中部の公営住宅。開け放たれた玄関ドアの向こうの暗がりで、兄のオサムさん(58)=仮名=と弟のカズヤさん(49)=同=が、3人兄弟の次男、ケンさん(52)=同=の説得を続けていた。(「家族のカタチ」取材班・又吉嘉例) 【写真】カーテン奥の「聖域」気配を消して生きる49歳の苦悩 ケンさんがこの住宅の一室にひきこもって10年以上になる。同居していた母親が2018年末に84歳で亡くなった後、一人残された部屋で大量のごみに囲まれ、テレビの前に座って終日を過ごすようになった。 表情はうつろで、誰の呼び掛けにも応えない。うつ病などの精神疾患に加え、皮膚科や内科的疾患を疑った家族はこの日、ケンさんを部屋から何とか出して、医療機関へ連れて行く手はずを整えていた。 公営
通信社などの勤務を経て、フリーのジャーナリストに。1997年から日本の「ひきこもり 」界隈を取材。東日本大震災直後、被災地に入り、ひきこもる人たちがどう行動したの かを調査。新刊は『ルポ「8050問題」高齢親子〝ひきこもり死〟の現場から 』(河 出新書) 他に『ルポ ひきこもり未満』(集英社新書)『ひきこもる女性たち』(ベ スト新書)、『大人のひきこもり』(講談社現代新書)、『あのとき、大川小学校で何 が起きたのか』(青志社)など多数。TVやラジオにも多数出演。KHJ全国ひきこも り家族会連合会本部広報担当理事。東京都町田市「ひきこもり」ネットワーク専門部会 委員なども務める。YAHOO!ニュース個人オーサー『僕の細道』 「引きこもり」するオトナたち 「会社に行けない」「働けない」――家に引きこもる大人たちが増加し続けている。彼らはなぜ「引きこもり」するようになってしまったのか。理由とそ
「こんにちは、起きていますかね。体調とか変わりないですか。コロナで外に出られなくて、なかなかおうちに伺えずに間が空いてしまって…。ただ…、ただ心配なので、来させてもらいました」 芦沢茂喜さんは扉の向こう側に向かって、そう語りかけました。 その部屋には、20年以上にわたってひきこもる男性がいます。 3か月ぶりの自宅訪問でした。 芦沢さんは、山梨県の中北保健所でひきこもり支援に当たっている精神保健福祉士です。 現在、およそ50組のひきこもりの当事者とその家族を担当しています。 これまでに会ってきたひきこもりの人たちは100人以上。 直接本人に会うのが難しいとされるひきこもりの支援ですが、芦沢さんは、実に8割以上の人と会うことができていると言います。 ところが、新型コロナウイルスの感染が拡大し、3月下旬からは、当事者や家族の元を訪ねることができなくなり、これまで積み重ねてきた当事者とのつながりが
同居する高齢の親と50歳以上の子が孤立することで生じる「8050問題」について、厚生労働省は今年度から研究事業に乗り出す。加藤勝信厚労相が9日の記者会見で明らかにした。 厚労省によると、2015年4月に始まった生活困窮者自立支援制度で相談や支援をした世帯について、社会的に孤立した世帯の生活実態や支…
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