2011年08月19日13:02 コモディティ化し泥沼化する成熟の罠から抜けだせ カテゴリマーケティング kinkiboy Comment(1)Trackback(3) フィナンシャルタイムスがソニーがテレビ事業の赤字がなければ株価が7割上昇かというサブタイトルまでつけた記事を掲げています。ソニーのテレビ事業は、韓国や台湾勢の攻勢を受け、また液晶テレビの価格下落に歯止めがかからず、8年連続の赤字となっています。 しかも世界の液晶テレビへの需要が伸びるのは途上国、先進国では二台目、三台目の小型テレビへと移るので、価格はさらに下落していくのでしょう。いまや世界でトップシェアを誇るサムスンも、2011年第2・四半期決算で液晶パネル部門が2期連続の赤字となりました。 普通で考えれば、このレッドオーシャンとなってしまった市場から撤退することが正解でしょうが、2つのこだわりがそれを躊躇わせているのでし