ことしのノーベル平和賞に核兵器の廃絶を目指す活動を続けている国際NGO、ICAN=「核兵器廃絶キャンペーン」が選ばれたことを受けて、その功績をたたえる声が世界に広がっています。 このうち、オーストリアのクルツ外相はツイッターで、「ノーベル平和賞の受賞おめでとう。オーストリアはこれからも核兵器のない世界に向けて努力していく」と書き込んでいます。 また、おととし核兵器の法的禁止への努力を誓う文書を各国に送り、ICANとともに核兵器禁止条約の議論を主導したオーストリア外務省のクメント元軍縮軍備管理局長は「あなたたちとともに核兵器の禁止に向けて活動できたことはすばらしいことだった。ノーベル平和賞の受賞にふさわしい活動だ」として条約の採択に向けた努力をたたえています。 このほか、ともに議論を主導してきたメキシコのロモナコ軍縮大使も、「核兵器を禁止するための努力に対してノーベル平和賞を贈られたICAN