「2006年に注目すべき技術のトップ10は、バーチャリゼーション(仮想化)、グリッドコンピューティング、サービスとしてのソフトウェア(SAS)、パーベイシブコンピューティング、有機発光ダイオード(OLED)および発光ポリマー(LEP)ディスプレイ、位置認識サービス、ミッションクリティカル向けLinux、インスタントメッセージ(IM)、情報アクセス、少額電子商取引だ」。米Gartnerバイスプレジデント兼ガートナーフェローのBob Hayward氏は12月2日、同社主催のGartner Symposium/ITxpo2005にてこのように語った。 こうした技術の中で、企業のIT部門にとって特に大きな意味を持つのが、仮想化、グリッドコンピューティング、SASだ。こうした技術をHayward氏はどう分析するのか。 注目技術について説明するGartnerのBob Hayward氏 まず仮想化につい