前の記事 タブレット戦争を激化させる、『BlackBerry PlayBook』 Facebook「500億ドルの評価」は適正か? 次の記事 日本のパワードスーツ『HAL』、CESでデモ(動画) 2011年1月11日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Charlie Sorrel ラスベガスのCESでは、技術ジャーナリストのEvan Ackerman氏がSFの世界に足を踏み入れた。同氏は米国で初めて、日本企業サイバーダイン社のパワードスーツを装着したのだ。 言うまでもないだろうが、サイバーダイン社とは、映画『ターミネーター』でターミネーターたちを作り出した会社の名前だ。SFと関連した名前はまだ続く。この外骨格スーツの名前は『HAL』(Hybrid Assistive Limb)といい、「思考によって」制御されるのだ。 HALはウ
今年の流行語大賞の有力候補に一躍躍り出た(と個人的に思っている)「事業仕分け」が昨日で終わった。「何の権限があって」「横暴だ」「何も知らない素人が」「人民裁判だ」「結局財務省主導じゃないか」といった批判も強い。科学技術関連予算もばっさり「仕分け」されちゃって偉い先生たちがすこぶるご立腹だったりして、その他にもご不満の方も数多くいらっしゃるだろうが、一方で、それなりに立場のある人たちも含め、けっこう支持を得ているようでもある。「人民裁判だ」と書いてたこの方も後で「言いすぎだった」と意見を変えてるみたいだし。「必殺仕分け人」たちが官僚たちをばっさばっさと「斬り捨てて」いくさまがネット中継されて溜飲の下がる思い、という時代劇的部分ももちろんあろうが、やはりこうした作業をやっておいたほうがいいと考える人は少なくなかったのだろう。今は野党となった元与党のこの方もさかんに「うらやましい」と語った由。
前の記事 有機物をなんでもエタノール化:操業開始 生体模倣ロボット:コンセプトはヤモリやチーター(動画) 2009年10月20日 Priya Ganapati スタンフォード大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)でロボット設計を研究してきたSangbae Kim氏は、動物たちが利用している各種のメカニズムを採用し、ロボットでそれを再現する方法を解明しようとしている。 Kim氏の最新のプロジェクトは、チーターからアイデアを得たロボットだ。このプロジェクトでは、チーターと同程度の時速約56キロメートルで走ることが可能な、軽量なカーボンファイバー製のフォームで構成された試作ロボットを制作する。[チーターの100メートル走の世界最速記録は6秒13で、平均時速はおよそ59km。最高時速は時速100-120kmとされ、初速から数秒で最速に達することができる] 現在見られるような車輪の付いたロボットは
前の記事 生きたカブトムシをリモコン操作(動画) 「オタクの聖地」秋葉原:画像ギャラリー 次の記事 人工視覚の研究:人工網膜や「バイオハイブリッド眼」 2009年9月25日 Priya Ganapati Photos: MIT 目にチップを埋め込んで視覚障害者の視力を回復する技術が、実現にさらに近づいている。マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、損傷した細胞を迂回して脳に直接視覚情報を送信できる人工網膜移植の研究に取り組んでいる。 眼球にマイクロチップを移植した患者は、小型カメラが接続された眼鏡をかける。このカメラが、眼球に埋め込まれたマイクロチップに画像を送り、このチップが情報を脳に伝えるという仕組みだ。 正常な視力を回復するわけではないが、視覚障害者が部屋の中を移動できる程度の視力をもたらす、と研究者らは述べている。 MITの最新研究は、カナダの映画制作者Rob Spenc
前の記事 アフガニスタンの米兵士、過酷な生活(動画) 新型の発見で「ブラックホールの進化」が明らかに? 次の記事 「ハチドリの驚異的な飛行性能」を目指す超小型ロボ(動画) 2009年7月 3日 Noah Shachtman 米軍の支援を受けた研究者らが、見た目も飛ぶ様もまるでハチドリのような超小型の無人飛行機を開発した。 この飛行機は、人工の羽を羽ばたかせて宙に浮かぶことができる。米国防総省の研究部門である国防高等研究計画庁(DARPA)のために開発されたこのニセ鳥は、今のところ一度に20秒間ほどしか空中にとどまることができない。だが、これほど短い飛行でも、自然界にヒントを得た、まったく新しいタイプの小型スパイの可能性を示すには十分だったようだ。 この「Nano Air Vehicle」(ナノ飛行機)の開発元である米AeroVironment社はこのほど、第二世代のハチドリロボットの開発資
ストーリー by reo 2009年06月19日 12時00分 わたしは、情報の海で発生した生命体だ 部門より 少し前から「人とロボットの秘密」 (堀田純司著、講談社) という本について、ITmedia で連載されている記事があります。この本の中身を、まるごと連載形式で掲載していくというなかなか面白い企画です。 内容は松原仁、石黒浩、中田亨、前野隆司、吉田和夫、高西淳夫という日本のロボット工学、認知科学、哲学にかかわる研究者へのインタビューで構成されており、ロボットを作ることは技術によって人を作り出す事に等しく、人体や心を解き明かし、新しい人間観につながっていくということだと述べられています。 私はこれを読んで、ゴーギャンの有名な絵「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか」を思い出しました。 たまには本気でアレゲにロボット、心、人について語ってみませんか ?
前の記事 携帯電話24年間の全進化:マトリョーシカ人形で表現 動物の多様な同性愛と「超個体」 次の記事 どこでも這って行けるコブラ型偵察ロボット(動画) 2009年6月18日 Charlie Sorrel イスラエルで開発が進んでいる、このやや不気味なロボットヘビは、器用に方向転換をしながら、およそどんな状態の地表をも進んで行ける偵察装置だ。 ヘビの頭部には大型のカメラが埋め込まれていて、移動中にかなり鮮明な動画を撮影できる。この気味の悪さは、英BBC放送のアナウンサーをいたく驚かせたようで、上の動画の中ではかなり饒舌な形容がなされている。「這い回り、くねりながら向きを変えつつ、途方もない距離を移動して、平地や洞穴やトンネルを進んで行けるのです」 ドクター・スースの言葉遊び絵本に登場してもおかしくないこの一節は、くねくねしたロボットたちがはびこり、草地をのたうって進みながら、われわれのあら
前の記事 柔軟な「フィルム状スピーカー」 英国で年内発売へ Wii向け暴力ゲーム『MadWorld』:元カプコン開発者の新作(動画) 次の記事 「血管の中を進むナノロボット」の模型を自作(動画) 2009年4月 3日 Dave Hinerman 『Evil Mad Scientist Laboratories』(「邪悪なマッドサイエンティストの研究室」)が、安価にマイクロ・ロボットを自作する方法を紹介している。 ポケベル用の振動モーターは、『BG Micro』など数多くある電子部品のアウトレット店で手に入るし、中古のポケベルや携帯電話からも取り出すことができる(たいていの人は、古いポケベルや携帯電話を眠らせたままにしているはずだ)。 これは、幼い子どもたちをちょっとの間楽しませるための単純なオモチャに見えるかもしれないが、実際には、将来有望な医療技術となる可能性がある技術を実演している。『
This domain may be for sale!
都内のホンダ(Honda Motor)本社で、人間が頭で考えるだけでロボットの制御が可能となるブレイン・マシン・インターフェース(Brain Machine Interface、BMI)技術を使った装置の脳の活動を計測する電極部分を装着した男性(2009年3月31日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO 【4月1日 AFP】(写真追加)ホンダ(Honda Motor)は3月31日、人間が頭で考えるだけでロボットの制御が可能となる技術を開発したと発表した。使用者がヘルメット型の装置を頭につければ、それが脳の活動を計測し、ロボットに信号を送信するというもの。 同社によると、この技術は、ブレイン・マシン・インターフェース(Brain Machine Interface、BMI)技術と呼ばれるもので、2足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」の最新型に装着されている。 この最新技術を使
都内で開幕した第8回「東京発 日本ファッション・ウィーク(JFW in TOKYO)」に登場した人間型ロボット「サイバネティックヒューマン(Cybernetic Human)『HRP-4C』」(2009年3月23日撮影)。(c)AFP/Toru YAMANAKA 【3月24日 AFP】東京ミッドタウンと原宿クエストホールを主会場に23日に開幕した第8回「東京発 日本ファッション・ウィーク(JFW in TOKYO)」に、人間型ロボット「サイバネティックヒューマン(Cybernetic Human)『HRP-4C』」が登場した。 政府系研究機関の産業技術総合研究所(産総研、AIST)が開発したサイバネティックヒューマンは、身長158センチメートル、体重43キログラムで、身体には42個のモーターと複数のセンサーが組み込まれており、人間の動きをまねることができる。(c)AFP
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は13日、2年後に実用化が見込めるロボット6体を発表した。民間から公募した研究開発プロジェクト18件の中で、NEDOが特に有望と評価したロボットで今後2年間、研究費の一部を支援していく。この日は人命救助活動用と、病院内での医薬品搬送用の2体を報道陣に公開。NEDOは「早く実用化して、ロボット市場を拡大したい」と期待を寄せた。 「『こんなに性能の良いロボットは見たことがない』と驚かれました」 国際レスキューシステム研究機構の田所諭会長は、米テキサス州にある災害救助訓練施設でデモンストレーションした際のエピソードを誇らしげに語る。同機構が、東北大やバンドー化学などと共同開発したレスキューロボット「Kenaf(ケナフ)」は、障害物をどう避けるか判断しながらタイヤとベルトで走行。温度センサーも備え、がれきに生き埋めになった人がいるかどう
前の記事 身体と世界と情報を統合:情報をどこにでも投影するウェアラブル・マシン:動画 ボディの一部が取り替え可能:MIT学生の『カメレオン・ギター』 次の記事 「所有者の顔と声を持つ日本の人形」と、怖いロボットいろいろ 2009年2月12日 Charlie Sorrel 自分の写真と数千ドルを日本の企業「リトルアイランド」に送付することで、自分自身の小型版人形を手に入れることができる。 このロボット人形さえあれば、すべての子供たちが夢見るように、仕事場や学校に送り込んで自分の代わりに頑張ってもらい、自分は自由にネットサーフィンをしたり、おやつを食べたり、このブログを1日中読んだりできる……わけには行かない。 英語混じりの日本語で「そっくりウェルカムロボット」と名づけられたこの「ロボット」は、表面に自分の顔が付いた大きなビロードの玩具に過ぎない。大きくてやわらかい、音声読み上げコンバーターと
前の記事 日常生活のありふれたデータを視覚化してくれる『Daytum』 膨らますと快適な仮設住宅に:高さ1mのキット『ライフキューブ』 次の記事 複雑な状況を「物語」として理解する:DARPAがAIシステムを開発へ 2009年1月20日 Noah Shachtman 単調な低い連続音、情報提供者からの情報、ニュース報道、入手した携帯電話の会話……戦場にいる指揮官はしばしば、非常に多くの情報を手に入れるが、これらの情報から意味を得るのは難しい。 こうしたことから、米国防総省の奇妙な研究部門である国防高等研究計画庁(DARPA)は、こうしたすべてのデータを、「人が理解するのにもっと適したかたち」――具体的に言うと、物語――に変えようと試みている。 この物語の作者は、こうしたすべての情報をまとめて、隠れた意味を探り出し、分かりやすい物語にすることができるという、一連の知的なアルゴリズムだ。 DA
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く