朝起きて意識がはっきりしてくると、瞬間瞬間に「やりたいこと」が自分から湧き出てくる。 トイレに行きたくなったり、美味しいものを食べたくなったり、仕事を始めたくなったり、と。 これら以外にやりたいものを探すと、「疑問が生まれて、その疑問を解決したい」という欲求があることに気付く。 この解決したい疑問の多くは、仕事や生活に関わることであり、解決しないと支障が出る類のものだ。 目の前に問題が急に現れて、解決する必要に迫られたりする。 ところが、その一方では何も困ってなくて今解決する必要はないのだが、それでも解決したい疑問がしばしば湧いてきていることがある。 湧いてきたその疑問は、常に意識しているわけではないのだが、自分のどこかにずっとひっかかっていてずいぶん経過した後にそれを認識したりすることになるものだ。 この解決する必要のない疑問は不要不急の疑問とでも言ったらいいだろうか。 例えば、 愉しく