TOEIC満点でも英語が話せないのはなぜ? 言語学者がたどり着いた 英会話学習「6つの実践法」とは 池田流「脱TOEIC」のススメ 「私も話せませんでした」 「留学や海外駐在の経験がない日本語ドメスティックで生活・仕事してきた人が、TOEICのスコアをバロメーターにしても実践的な英語力の上達にはほとんどつながらない。国内で勉強してTOEIC800点を取りながら、英会話をできない人はたくさんいます」 こう説明するのは、長年、英語教育に取り組んできた大阪観光大学国際交流学部准教授の池田和弘氏だ。 日本企業は英語の公用語化を推進し、大学でも英語の授業が増えている。実践的な英語力向上はグルーバル化の加速と共に不可欠になりつつある。TOEICのスコアが採用時や昇進時の一定の基準になっているケースも少なくない。池田氏の指摘は、ビジネスマンあるいはこれから社会人になる人にとっては重い意味があるだろう。
