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新潟県佐渡市で5日に開かれた環境省のトキ野生復帰専門家会合では、今春、放鳥ペア計6組のうち5組で産卵が確認されながら、なぜ繁殖しなかったのかについてもテーマに上り、飼育下と自然界での栄養状態の差や、個体に全地球測位システム(GPS)を付けた影響など、さまざまな見方が示された。 野生下でのトキの生態は不明な点が多く、環境省は今後、動物繁殖の専門家などから意見を聞き、野生復帰の取り組みに生かす考えだ。 産卵ペア5組は、いずれも親鳥が卵を捨てたり、巣を離れたりした。同省が巣やその周辺で回収した卵の殻は、少なくとも計7個分あり、調査の結果、いずれも無精卵か、初期で発育が止まったものとわかった。 5日の会合では、飼育下では栄養バランスが取れた人工飼料を食べていたのが、放鳥後はドジョウやミミズなどを自分で取って食べることとなり、「餌が偏っているのでは」という見方が示された。また「繁殖期前の一番栄養が必
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