オランダ・アムステルダム（Amsterdam）の動物園Artisで、母レッサーパンダに見捨てられ、家で飼われているレッサーパンダの赤ちゃん（2008年7月3日撮影）。(c)AFP 【7月10日 AFP】オランダのアムステルダム（Amsterdam）の動物園Artisは9日、母親に見捨てられたレッサーパンダの赤ちゃんが、家で飼われているネコに育てられていると発表した。母ネコは自分の子どもと一緒に赤ちゃんパンダに乳をやっているという。 動物園によると、この赤ちゃんパンダは現在の状況で元気に過ごしているという。成長するには十分な栄養をとる必要があり、赤ちゃんパンダは少なくとも今後数週間は母ネコから乳をもらう必要がある。動物園では今後数週間様子を見ることにしている。 この赤ちゃんパンダの母親は同時に2匹の子を生んだが、その翌日には2匹とも放置されているのが見つかった。2匹の赤ちゃんパンダは低体温症
千葉市若葉区の千葉市動物公園で２９日、立ち姿勢が美しいことで有名になったレッサーパンダの風太の長女「風花」（２歳）と三女「風鈴」（１１カ月）が他園に嫁入りすることになり、お別れ会が開かれた。 午前１１時から始まったお別れ会では、飼育係だった浜田昌平さん（４６）と千葉茂さん（４０）が「風花は園の歴史の中で初めてのレッサーパンダの子供で思い入れもひとしお。風鈴は生まれたときは体重が軽くて心配でしたが、順調に育ってよかった」などと思い出話を披露した。 大好物のリンゴやブドウなどが盛られた竹かごを差し出された風花と風鈴は、大勢の来園者に驚いたのか、竹かごなかなか近づかず来園者はやきもき。 飼育担当者が一切れ見せて少しずつ誘導すると、ようやく餌台に駆け上り、思いもよらぬごちそうに舌鼓を打っていた。 園長の京増裕行さん（５８）は「実の娘を嫁に出す心境。１０月には今月２７日に生まれた双子の赤ちゃんも公開
福井県鯖江市桜町の市西山動物園から２２日に逃げ出したレッサーパンダの「ミンファ」（雌、１歳）が２３日、動物園から北東約６００メートルの市道側溝で見つかり、市職員らが無事に捕獲した。 この日午後１時４０分ごろ、「レッサーパンダを見た」という市民からの通報が市に入り、近くで捜索にあたっていた市職員らが約５分後、ふたのある側溝の中にもぐりこんでいるのを見つけた。 職員らが側溝を約５メートルにわたって封鎖した後、飼育担当の金田俊晃さん（４０）がふたのすき間から吹き矢で麻酔薬を打ち込んで、同３時１０分ごろ、動きが鈍くなったミンファを抱え上げてケージに移した。獣医師が健康状態などをチェックし、同５時ごろにようやく動物園へ〈帰宅〉した。 前夜は徹夜でミンファの捜索にあたったという金田さんは「けががなくてよかった」とほっとした表情。「二度とこのようなことがないように、飼育施設を見直したい」と話してい
直立姿が人気の千葉市動物公園のレッサーパンダ「風太」の石像が１７日、パンダ舎前にお目見えした。風太ファンの千葉市民が匿名で寄贈した。 御影石製で台座を含む高さが約１３０センチあり、製作費は約３００万円。実物の風太が素早く動き回り、一緒に記念撮影するのが難しいため、「いい撮影スポットになれば」と贈られた。 パンダ舎前はこの日もほかの動物より人だかりが多く、「今も風太の人気が１番」と同園管理課。平成１８年６月以降に誕生した４匹の“２世”たちも隣の飼育舎で順調に生育している。
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