巨人の優勝記事を味わいたいならスポーツ報知だ。阪神が優勝したらデイリースポーツだろう。では創価大の記事を読むならどの新聞がふさわしいか――。 聖教新聞である。この一択しかない。ほかに何がある。 こういうときの「専門紙」は面白い。今から3年前、2018年の夏の高校野球で秋田県の金足農業高校が活躍した。あのときは「日本農業新聞」も金足農業を連日報道していたのだ。私は大会期間中の日本農業新聞をすべて読んでみたが独自ネタが満載だった。 たとえば応援団は広い甲子園球場でも声が届くように学校にある水田で声出し練習をしたという。金足農業を通じて農業にたずさわっている人たちの人生も日本農業新聞は報じていた。「専門紙」「業界紙」ならではの熱さ。 というわけで今回は「聖教新聞は箱根駅伝をどう伝えたか」。 4区を走った嶋津雄大選手で首位を奪取 ©AFLO 聖教新聞が報じた創価大陸上部の躍進 さっそく1月4日付の